まだ続く専門家の「?」な意見

今日は涼しかったです!

っていうのはウソで~す。
「暑い」以外の言葉をちょっと言ってみたかっただけです。すみません。

夕方4時を過ぎれば陽も傾いて、少しは熱気も冷めそうなものですが、全然そんなことありません。西日がギラギラと照りつけています。
私が子どもの頃、雷が鳴って夕立が過ぎると、急に涼しくなりました。あの頃の夏がまるでウソのようです。地球の温暖化は自然現象で避けられず、これからは熱帯地方になっていくとすれば、四季の変化を味わえたことは、地理的・時間的にも貴重な経験だったのかもしれません。

さて、こんなとき、スッキリ爽やかなニュースはないかな?と考えてみると・・・、

菅首相の「脱原発依存」は快挙でした。ただし、すぐに「個人の見解」と修正したのが残念でした。唐突に発言しては、訂正・謝罪しつつ、ジワジワ進むのが首相のやりかたなのかわかりませんが、とにかくやめる前に半歩でも前進してほしいと願っています。

首相がストレステストの指示を出した途端、経団連の米倉会長が机を叩いて激怒したといいます。ということは、菅さんは「本気で原発を止めようとしている」のではないか、と証明されたような気もします。

話は変わりますが、こんなニュースに驚きました。↓

今でも、こういう意見を堂々と述べる学者さんがいるのですね。古い記事なのかと、思わず日付を確認してしまったほどです。質問の内容も内容です。原発推進に果たすマメディアの働きも大きいことがよくわかります。
放射線、人体への影響は?杉野講師に聞く(朝日新聞群馬版(?)2011年7月14日)

少し長いですが全文引用します。

(引用ここから)-------------------

 福島第一原発の放射能漏れ事故で、直後に約200キロ離れた前橋市でも、低線量の放射線や微量の放射性物質が検出された。私たちの健康や暮らしにどんな影響があるのか。県立県民健康科学大の杉野雅人専任講師(41)=環境放射線学=に聞いた。

 ――放射能、放射線について一般の理解は。

 自然界には放射線がもともと存在する。それを知らない人が多く、低線量でも数字を見ただけで驚いてしまう。群馬のように福島第一原発から一定の距離がある地域では、そのストレスによる病気の方が怖い。

 ――人は自然界からどれぐらい放射線を受けているのですか。

 日本では1年間で約1・5ミリシーベルト(ミリは1千分の1)。土壌には地球ができたときから、ウラン系列やトリウム系列などの放射性物質がある。空気中にはラドンやトロンなどが浮遊している。

 放射性のウランやトリウムを含む花崗岩(か・こう・がん)は関西に多い。最近のビルなどは、花崗岩質岩石の御影石でできているものが多 く、庁舎のロビーの放射線量は1時間約0・1マイクロシーベルト(マイクロは100万分の1)。いま県内で測定されている小中学校などの空間放射線量の平 均値とほぼ同じだ。

――自然放射線のレベルなら無害ですか。

 放射線が細胞に当たると、細胞内のDNAの鎖を切ってしまうが、自然放射線量程度だと、切られた鎖を自動的に修復する。あるいは、がん化 する前に細胞を自滅させる。こうした能力を人体はもっている。しかし大量の放射線を浴びたり、体の免疫力が弱っていたりすると、修復できず発がんする。

 ――どれぐらいの放射線量が有害ですか?

 国際放射線防護委員会(ICRP)は、自然界やX線検診など医療行為で受ける放射線を除き、公衆の被曝(ひ・ばく)量の上限を年間1ミリ シーベルトと定めているが、原発事故などの緊急時は100ミリ~20ミリシーベルトが暫定的な基準になる。その間のどこにするかは政府や自治体が決める。 復旧期は20ミリ~1ミリシーベルトの間に基準を設ける。

 福島第一原発事故後、文部科学省が、福島県内の校庭の屋外活動で受ける子どもの放射線量の基準値を年間20ミリシーベルトとした。大人の 放射線業務従事者でさえ、線量限度は年間50ミリシーベルトであり、5年ごとの年平均は20ミリシーベルトを超えてはならない。この基準値に抗議し内閣官 房参与(東大大学院教授)が「乳児、幼児、小学生には受け入れがたい」として辞任した。20ミリ~1ミリシーベルトのどの値を妥当とするかは、非常に難し い問題だが、受け入れがたいと考えるのは同感だ。

 ――100ミリシーベルトの被曝で人体にどんな影響が出るのですか。

 年間、あるいは短期間に100ミリシーベルトを浴びると、発がんのリスクが0・5%程度上がると言われる。広島、長崎の被爆者やチェルノ ブイリ原発事故の被災者らの疫学的調査データから得られた。国立がん研究センターは、そのリスクは、受動喫煙や野菜不足と同じぐらいで、やせすぎ、肥満、 運動不足より低いと報告している。

 ――さらに低い放射線量の人体への影響が議論になっています。

 100ミリシーベルトより低線量の影響はグレーゾーンで、健康への影響を立証した報告はない。放射線防護の立場からは、受ける放射線量は ゼロに近い方がいいという考え方だ。一方、少ない放射線量はかえって体の免疫力や抵抗力を高めるという考え方がある。ラドン(ラジウム)温泉は体にいいと いう立場だ。30年以上も研究や調査がされているが決着していない。

 ――放射性物質は原子力発電所からどのように拡散するのですか。

 今回のような原発事故の場合、ウラン235の核分裂でできるヨウ素131やセシウム137などの放射性物質は空中に舞い、風に乗って移動し、木の葉や樹皮に付着したり、土壌に落ちたりする。その場にとどまるものも多いが、拡散するなかで、原子核が壊れ、放射線を出す。

 セシウム137が壊れ、放射線を出し、全体の量が半分になるのが平均30年。これが半減期だ。100個のセシウムの原子が30年たつと 50個。その後、30年たつと25個、さらに30年たつと12・5個になる計算だ。ところが、25年前のチェルノブイリ原発事故後の調査でセシウムが想定 のように減っていないとの報告もある。今後も調査研究が必要だ。

 ――群馬での飛散状況は。

 3月15日の爆発以降、同月20日ごろまでは風の強さや向きで放射線量が目に見えて上がったことはある。県のホームページによると、5月 7日までは時折、放射性降下物が検出されたようだが、それ以降は確認されていない。また、雨が降ると放射性物質が地上に降ってくるといわれるが、私の大学 のグラウンドでは3月22日を最後に、0・1マイクロシーベルト以上の変動はみられていない。暫定基準値を超える野菜が出たが、基準値は1年間毎日食べ続 けても安全な量に設定してある。

 ――行政機関は放射線量の調査をいつまで続けるのでしょう。

 福島第一原発事故が完全に収束し廃炉となるまでが望ましいが、限られた人員と資材の中で、現在のようなきめ細かな測定や評価を続けるのは 困難だろう。原発の収束状況に合わせ、測定ポイントや測定回数を減らしながら緊急時には即応できるような態勢をつくっておかなければならない。(聞き手・ 石渡伸治)

(引用ここまで)-------------------

自然放射線と内部被曝を混同させるような表現といい、喫煙や野菜不足と放射能を同列に論じるなど・・・、突っ込みどころ満載です。メディアにはまず、正しい情報をと言いたいです。

以下、記事とは別件で、思いつくまま・・・。

・高校野球が心配です。放射線量を計りながらの試合は本当にやっていいのでしょうか?開会式も、恒例のグラウンド一巡の行進をやめて、できるだけグラウンドにいる時間を短くしたということです。ということは、安全ではないということなのですから。

・避難区域のペットはすべて捕獲して、飼い主または新たな引き取り手を捜すことになったそうですね。これはおめでたいニュース。まずは、よかった、よかった!

これも偶然?!

朝日新聞、8月15.16日の生活面に「白い割烹着の記憶」という記事が掲載されます。ばるタンさんも取材を受けたそうです。購読者の方、ぜひお読みになってみてくださいね。

半年くらい前、ばるタンの記事に触発されて私もこのブログに書いたことがあります。その時、ネットで出会った「桜の女性の戦争体験」というサイトも紹介させていただきました。「桜の…」さんの方も同じ記事の取材を受けたそうです。

実は不思議なんですよ。
一昨日、お盆休みを利用して仕事のホームページを更新していました。ふと思いついて「桜の女性の・・・」サイトをリンク集に追加させていただこうと思いました。そして「桜の」担当Nさんに、リンク承諾のお願いをメールしました。早速Nさんから承諾のお返事を頂いたのですが、そのメールで、先日Nさん達が朝日の取材を受けたことを知りました。

どんな記事になるのかなあ、いつ頃かなあと期待していたところでした。

そしたら翌日(つまり今日)、ばるタンが同じ記事(たぶん)の取材を受けていたと知り、ビックリ!こんな偶然ってあるんですねぇ。

Nさんが「銃後の婦人」の意識調査をまとめられたのは10年前だそうですが、こうした地道な記録にスポットが当たるのがうれしいです。

体験された方の生の声はとても貴重な資料だと思います。公の統計資料とかではなく、個人的な体験のなまの声こそ、歴史を身をもって学ぶことのできる生きた情報になっていくのだと思うからです。

ばるタンさんやNさん達の取材が、どんな記事になっているかしら、ネットに掲載されるといいのだけど…。

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