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若狭湾の熱帯魚

前回の記事で原発の温排水のことを書きました。そしたら、折しも京都大学の先生がこんな結果を発表していました。

高浜原発の沖合2kmで、例年見られていた魚介類が、今年は死滅していたそうです。
こちら(動画)

京都大学の益田准教授が、毎年1~3月にかけて若狭湾の魚介類を調査してきたところ、ここ何年もずっと、温かい海に住む生物が生息していたそうです。早い話、熱帯魚が山陰の海に棲んでいたわけです。それが今年は、魚もウニも死滅して、いなくなってしまったというのです。

高浜原発が停止したため、海水温が3度低下したためだろうと言われています。ニュースの印象では、環境の激変で生物がいなくなったという悪いニュースのように映りますが、実は本来の海に戻ったという嬉しいニュースなのです。若狭湾に熱帯魚がいること自体、あり得ない状況だったわけですから。

そういえば、「今年の夏は、本当に久しぶりに子どもの頃の夏のようで、何だか懐かしい」」と友人の一人が言っていたのを思い出します。「そういえばそうかも…」くらいにしか反応しなかった鈍感な私ですが、それでも、例年より暑さが厳しくない印象はありました。自然と一体となって微妙な変化を感じとることのできる人にとっては、久々に本来の日本の夏が感じられたのですね。

ああ、それなのに~・・・

大飯原発が稼働されてしまいました。これでまた、海水温が上昇するのでしょうね。本来棲んでいた生き物たちは、まだ当分の間、若狭湾に戻って来られないのでしょうか・・・。

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