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重ねてのお願い(「人事にNO」の署名)

前の記事で原子力規制委員会の人事について書きましたが、なぜそんなに人事が大事なのかもう一度考えてみました。

今までは推進する側と歯止めを掛ける側が、なあなあで進めてきたために、安全審査が不十分であったので、これからはそういうことのないように、規制委員会という独立した機関で、しっかり安全性をチェックしていこうというのが、そもそもの設立主旨でした。

そのため、規制委員会は今後、原発に関するいっさいに対して強い権限を持つことになります。今までは首相や経産大臣や、原発事故防災担当大臣などがそれぞれの立場から、規制をかけることもできたのですが、今後は首相や大臣でも口を挟めなくなります。

首相官邸前で再稼働反対を叫んでも、首相の力では再稼働を止めることができなくなるわけです。規制委員会が、除染や補償問題を含め原発に関するあらゆることで、優先的な権限を持つようになります。

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そのような強い権限と独立性を持った委員会が、今まで原発を推進してきた人達で構成されるというのは、どう考えてもおかしいことで、スタート前から期待が持てないどころか今までよりもひどい状態になることは容易に想像できます。

提示された案では、委員長の任期は5年、中村・更田(ふけた)の両名は3年、大島・島崎の両名は2年となっています。このうち、委員長は前にも書きましたが、原子力学会の会長も務めた人で、福島の事故の後も「20mSv未満の地域は除染する必要はない」と言ったり、自主避難者の賠償に最後まで抵抗した人物です。中村氏は「低線量被曝の影響は子どもだからといって特に注意する必要はない」と言った人物です。更田氏も日本原子力研究所・日本原子力研究開発機構と原子力推進畑を歩いてきた人です。

透明性のない選考過程と、オリンピック開幕直後という国民の注意がそれがちなこの時期といい、国民に考えさせない、気づかせないで決めてしまいたいという思惑を感じてしまいます。

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いずれにしても、こんな人事が通ってしまったらお先真っ暗です。国の政策として脱原発を掲げ、いろいろな政策や良い具体案が出てきたとしても、規制委員会が実践の段階でクレームをつけ、次々につぶしてくることも懸念されます。

アメリカの原子力規制委員会では今年の7月初めに、ヤツコ委員長が突然解任されました。委員間の軋轢によると報道されていましたが、率直な対応のヤツコ委員長が推進勢力には目障りな存在だったようです。それほど、規制委員会の委員長の権限は大きく、誰を委員長にするかは重要なポイントだということがわかります。

新規にスタートする規制委員会を、推進側に都合の良いように動かそうという意図があからさまな人選が、まさに今回の政府が示した案であるわけです。本当に私たち国民はなめられたものだなあと思います。福島原発事故という悲惨な体験をした後でさえ、国はまだ原発安全神話を押しつけようとし、押しつけても国民は黙っていると思われているのですから。

最近、怒ってばかりの自分がイヤになるけど、でも、子や孫やその先の世代のことを考えると、ここは怒らないではいられないし、何か意思表示しないといけないという気になります。「はるのかんたんふ」が最近原発一色で気が引けるのですが、それでも書かずにはいられないのです。何かせずにいられないのです。

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「規制委員会の人事にNO!」と意見表明しましょう。
ブログやツイッターやメールでぜひ一人でも多くの人に広めていただければと思います。

国会の承認によって決まるので、地元の国会議員に意見を届けるのも有効です。来週中にも国会通過との情報もあるので、時間がありません。ともかくこの人事だけは止めたいと思います。どうかご協力よろしくお願いいたします。

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コメント

太陽光発電をした電力を電力会社の電気料金よりも高い価格で電力会社に売電することができる。
その差額は電力会社が電気料金に上乗せする。
従って、太陽光発電をしていない人々が負担しなければならない。
その結果、普及すればするほど、貧しい人々はますます貧しくなる。
その上、国や自治体が税金を使って太陽光発電設備の設置に補助金を出している。
太陽光発電をしない人々はその税負担もしなければならない。
このような、貧乏人にしわ寄せがいくような制度は廃止してもらいたい。

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
12歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

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