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重ねてのお願い(「人事にNO」の署名)

前の記事で原子力規制委員会の人事について書きましたが、なぜそんなに人事が大事なのかもう一度考えてみました。

今までは推進する側と歯止めを掛ける側が、なあなあで進めてきたために、安全審査が不十分であったので、これからはそういうことのないように、規制委員会という独立した機関で、しっかり安全性をチェックしていこうというのが、そもそもの設立主旨でした。

そのため、規制委員会は今後、原発に関するいっさいに対して強い権限を持つことになります。今までは首相や経産大臣や、原発事故防災担当大臣などがそれぞれの立場から、規制をかけることもできたのですが、今後は首相や大臣でも口を挟めなくなります。

首相官邸前で再稼働反対を叫んでも、首相の力では再稼働を止めることができなくなるわけです。規制委員会が、除染や補償問題を含め原発に関するあらゆることで、優先的な権限を持つようになります。

 ★ ★ ★ ★ ★

そのような強い権限と独立性を持った委員会が、今まで原発を推進してきた人達で構成されるというのは、どう考えてもおかしいことで、スタート前から期待が持てないどころか今までよりもひどい状態になることは容易に想像できます。

提示された案では、委員長の任期は5年、中村・更田(ふけた)の両名は3年、大島・島崎の両名は2年となっています。このうち、委員長は前にも書きましたが、原子力学会の会長も務めた人で、福島の事故の後も「20mSv未満の地域は除染する必要はない」と言ったり、自主避難者の賠償に最後まで抵抗した人物です。中村氏は「低線量被曝の影響は子どもだからといって特に注意する必要はない」と言った人物です。更田氏も日本原子力研究所・日本原子力研究開発機構と原子力推進畑を歩いてきた人です。

透明性のない選考過程と、オリンピック開幕直後という国民の注意がそれがちなこの時期といい、国民に考えさせない、気づかせないで決めてしまいたいという思惑を感じてしまいます。

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いずれにしても、こんな人事が通ってしまったらお先真っ暗です。国の政策として脱原発を掲げ、いろいろな政策や良い具体案が出てきたとしても、規制委員会が実践の段階でクレームをつけ、次々につぶしてくることも懸念されます。

アメリカの原子力規制委員会では今年の7月初めに、ヤツコ委員長が突然解任されました。委員間の軋轢によると報道されていましたが、率直な対応のヤツコ委員長が推進勢力には目障りな存在だったようです。それほど、規制委員会の委員長の権限は大きく、誰を委員長にするかは重要なポイントだということがわかります。

新規にスタートする規制委員会を、推進側に都合の良いように動かそうという意図があからさまな人選が、まさに今回の政府が示した案であるわけです。本当に私たち国民はなめられたものだなあと思います。福島原発事故という悲惨な体験をした後でさえ、国はまだ原発安全神話を押しつけようとし、押しつけても国民は黙っていると思われているのですから。

最近、怒ってばかりの自分がイヤになるけど、でも、子や孫やその先の世代のことを考えると、ここは怒らないではいられないし、何か意思表示しないといけないという気になります。「はるのかんたんふ」が最近原発一色で気が引けるのですが、それでも書かずにはいられないのです。何かせずにいられないのです。

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「規制委員会の人事にNO!」と意見表明しましょう。
ブログやツイッターやメールでぜひ一人でも多くの人に広めていただければと思います。

国会の承認によって決まるので、地元の国会議員に意見を届けるのも有効です。来週中にも国会通過との情報もあるので、時間がありません。ともかくこの人事だけは止めたいと思います。どうかご協力よろしくお願いいたします。

署名サイト

超・緊急署名のお願い(原子力規制委員会人事)

日本の行く末が決まるといってもよいくらい、大事な大事な、問題です。

それが例によってバタバタと、しかもとんでもない内容のまま決まってしまいそうなのです。

どうか緊急署名にご協力ください。ブログやツイッターで広めてください。よろしくお願いいたします。

原子力政策を根本から見直し、日本をつくり替えていこうというこの時期に、中心になって担うはずの原子力規制委員会の人事に原発推進派の名前が散見されます。5人のうち3人が推進派と言える人で、特に、委員長として名前の挙がっている田中俊一氏は、原子力学会会長などの役職を歴任してきた原子力ムラの「ムラ人」(いや、村長かも)というくらいバリバリの原発推進派といってよい人です。

国会の承認があれば、このまますんなり委員長に就任してしまいます。そうしたら、以後どんなに脱原発路線で公正な政策を通そうとしても、あらゆる所でストップをかけられ、結局はひっくり返されてしまうということになるでしょう。「脱原発」そのものが、まったくの骨抜きになってしまうのです。

生活のあらゆる場面が、希望の見えない状況につながってしまいます。このとんでもない人事案の見直しを求める署名に、ぜひぜひ、ご協力をお願いいたします。

一次締め切り:7月30日(月)午前9時 二次締め切り:8月2日(木)午前9時


署名はこちらからお願いします。

開けなかった場合はこちらから。

関連情報はこちら

パブリックコメントはミニレポート提出だ

政府のエネルギー政策に関する聴取会が、日本各地で「一応」行われています。一方、パブリックコメントという名称で国民の生の声を、「一応」集めています。

聴取会は、やらないよりはいいのかもしれませんが、すごくインチキ臭いので、早くもさんざんな評価が下されています。でも、こうしてインチキが表沙汰になることは悪くないので、どんどんやってどんどん実態が明らかになってほしいと思います。

ところで、パブコメは期間が延長になり、8月12日締め切りだそうです。まだの方ぜひご意見を!こんなインチキ聴取会をやる感覚しかないところに意見を言ってもしょうがないと思ってしまいがちですし、実際気力が出ないのも事実ですが、それでも意見は言ったほうが状況を変えていかれる確立は高いです。

国家戦略室 エネルギー・環境会議

↓コメント作成はこちらから。
PDF文書

これに関して先日、パブリックコメントに関する市民と政府の会合が持たれたそうです。そこでは市民から次のような意見や疑問が出されました。

●三択で真ん中の15パーセントを選びやすくするような、選択肢の設定が恣意的であること。

●各選択肢の説明が、15パーセントを選びやすいような説明の仕方であること。
たとえば、(原発ゼロ、15%、20-25%)のうち、原発ゼロは大変な無理をしなければ達成できないかのように書かれている。15パーセントの場合は新規増設しないかのごとく読めるが、かならずしもそうではなく、増設もあり得るのが実態。

●エネルギー問題を考えるとき、避けて通れない廃棄物処理に関して一切触れていないこと。処理費を入れれば原発の経費は膨大になるが、それに関しては一切無視しての数字である。

こうしたさまざまな問題点があります。しかも、選びたくても「ズバリ、これだ!」という選択肢がありません。が、それでもコメントを出す価値はあると思います。政府との会合に出席した人の、次のような意見が参考になりそうです。
まとめをそのまま引用させていただくと、

・私たちは、明日にも原発を止めたいと考えている。しかしそういう選択肢がない。⇒これはどうやら、2030年までの原発ゼロのゼロシナリオに含まれているようですが、パブコメを出す際は、「ゼロシナリオ」と書いたあと、即時原発ゼロ、と書くのが一番よいようです。」

とのことです。
ちなみに、「脱原発」と書いた場合は、「その他」に分類されてしまうようです。

締め切りが延長され、8月12日までになりました。お盆休み前と言うことですね。こちらのサイトでパブコメの書き方にアドバイスしてくださっているので、紹介させていただきます。

・100字以内で、簡潔に!
・何が言いたいか一つに要点を絞って。
・タイトルをはっきり。
これって、何だか学生時代のリポート提出を思い出しました、はあ~。でも、がんばって、私も7月中には書くつもりです。
皆さまも、よろしく~!


若狭湾の熱帯魚

前回の記事で原発の温排水のことを書きました。そしたら、折しも京都大学の先生がこんな結果を発表していました。

高浜原発の沖合2kmで、例年見られていた魚介類が、今年は死滅していたそうです。
こちら(動画)

京都大学の益田准教授が、毎年1~3月にかけて若狭湾の魚介類を調査してきたところ、ここ何年もずっと、温かい海に住む生物が生息していたそうです。早い話、熱帯魚が山陰の海に棲んでいたわけです。それが今年は、魚もウニも死滅して、いなくなってしまったというのです。

高浜原発が停止したため、海水温が3度低下したためだろうと言われています。ニュースの印象では、環境の激変で生物がいなくなったという悪いニュースのように映りますが、実は本来の海に戻ったという嬉しいニュースなのです。若狭湾に熱帯魚がいること自体、あり得ない状況だったわけですから。

そういえば、「今年の夏は、本当に久しぶりに子どもの頃の夏のようで、何だか懐かしい」」と友人の一人が言っていたのを思い出します。「そういえばそうかも…」くらいにしか反応しなかった鈍感な私ですが、それでも、例年より暑さが厳しくない印象はありました。自然と一体となって微妙な変化を感じとることのできる人にとっては、久々に本来の日本の夏が感じられたのですね。

ああ、それなのに~・・・

大飯原発が稼働されてしまいました。これでまた、海水温が上昇するのでしょうね。本来棲んでいた生き物たちは、まだ当分の間、若狭湾に戻って来られないのでしょうか・・・。

海あたため装置

原発から出る温排水は、毎秒70トンもの水を7℃も上げるのだそうですね。驚きました!
「海暖め装置」と言った科学者の方もいるとのことですが、まさに言い得て妙です。その「海暖め装置」は、排水口付近で海水を2℃上昇させるのだとか。2℃というとたいしたことないように思いがちですが、お風呂のお湯の温度を2℃上げると考えてみてはどうでしょう?2℃は生物にとって、温度差を体感できる程の違いがあることがわかります。

それを毎日毎時間、来る日も来る日も原発の稼働中はずっと、13ヶ月毎に定期検査の日が来るまで、そうやって海を暖め、放射能を含んだ水を海に捨て続けるのですから、人間は自然界に対して何と罪深いことをやっているのだろうと心が痛みます。

元々、原発は熱効率が悪く、さまざまなリスクを冒してつくっても、つくったエネルギーの三分の二を捨てているという無駄の象徴みたいな存在です。こんな非効率で危険な物は、普通は持とうとしないもの。なのになぜ、手にしたがるのか。これは素朴な疑問です。

日本では「核兵器」と「原子力発電所」という具合に、「核」と「原子力」を使い分けていますが、英語で書けばどちらもnuclear、「nuclear weapon」であり、「nuclear power plant」となります。わざわざ日本語訳で使い分けたのは、原子力の平和利用を隠れ蓑にして、核を温存したいという思惑があったからに他なりません。

この期に及んでも原発を手放すどころか、さらに押し進めようという原発推進勢力から子ども達を守り、未来の世代に、より良い地球を手渡したいという願いを持った人達が、ここへ来て力を結集し始めています。

金曜夜の首相官邸周辺、そこから野火のように広がる全国14箇所での反対デモ、そして今日の代々木公園の10万人集会(17万人集会になったそうですね)。この勢いを止めずに進みましょう。


エネルギー政策に意見を送ってみませんか?

今後の日本のエネルギー政策をどうしていくべきか、国民の声を聞く「パブリックコメント」(意見聴取)についてのお知らせです。メールで送れます。FAXでもオッケーです。各地の聴取会に参加して意見表明することもできます。

以下、メーリングリストに送られてきたメールをそのまま貼り付けさせていただきます。日本各地でも聴取会が開催されるそうです。「パブコメで未来を変えよう」のサイトに、わかりやすく書かれていますので一度覗いてみてくださいね。。

<転送・転載お願いします!!>
------ここから転載部分---------

●●●●● パブコメで未来を変えよう ●●●●● 
 http://publiccomment.wordpress.com/

福島第一原発事故後のエネルギー政策見直しが大詰めに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご存知ですか?
政府が、今後の原発のあり方について、
あなたの意見を求めています(2012年7月末〆切)。
WebやFAXで送るパブコメ(あなたの意見)で、
未来のエネルギー政策を変えましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆概要:
6月29日、政府の「エネルギー・環境会議」から「エネルギー・環境に関す
る選択肢」が提示されました。
2030年までの日本の原発のあり方が、以下の3つシナリオで示されていま
す。これを元に、今まさにこれからの日本の未来が決められようとしていま
す。
「原発ゼロシナリオ」・・・唯一の脱原発シナリオ
「原発15シナリオ」・・・原発増やせるシナリオ
「原発20-25シナリオ」・・・原発どんどん進めるシナリオ
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html

◆パブコメ(パブリックコメント)とは:
パブコメは、私たちが脱原発社会や持続可能社会を選びたいという意見や意思
を政府に伝えていくための公的な手続きです。上記シナリオのうちどれを選ぶ
かと、その理由や提案を、書きましょう。ひとりでも多くの国民の声を、今、
届けていきましょう!あなたの声が、日本の未来を決めます。家族に、お友達
に、伝えてください。

◆選択肢について:
脱原発を選ぶなら「原発ゼロシナリオ」は大前提。ただし、選択肢のパッケー
ジでは、省エネが不十分、再生可能エネルギーの導入が不十分など問題もあり
ます。追加の意見も加えて出しましょう!
・もっと省エネルギーの取り組みを進めてください。
・もっと自然エネルギーを推進してください。
・地域分散型のエネルギー供給を進めるよう、電力システムを改革してくださ
い。 など
解説や書き方はこちら http://publiccomment.wordpress.com/
みんなのパブコメも見られます。あなたのパブコメも、ぜひシェアしましょ
う。

◆パブリックコメントの送り方:
下記のページからオンラインで送信、またはFAX、郵送のフォームをダウン
ロードできます。
「エネルギー環境会議」http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html
フォーム直接リンク http://bit.ly/pubcmnt

◆加えて、全国11箇所で、「意見聴取会」が開催されます。
こちらにも参加し、あなたの意見を直接伝えましょう!
・さいたま市 7/14 (申込〆切 7/11)
・仙台市 7/15 (申込〆切 7/11)
・名古屋市 7/16 (申込〆切 7/11)
他、以下の都市で開催予定(詳細は追って発表)
札幌市、福島市、大阪市、富山市、広島市、高松市、福岡市、那覇市
詳細はこちら: http://kokumingiron.jp/

◆呼びかけ:「原発ゼロ・パブコメの会」
この「国民的議論」に一つでも多くの声を届けるために集まった、団体やネッ
トワークを超えた市民の実行委員会です。
・eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)、
・さようなら原発1000万人アクション実行委員会、
・首都圏反原発連合
・脱原発・エネルギーシフトキャンペーン
などのさまざまなネットワークをはじめ、趣旨に賛同する個人・団体が集って
います。
呼びかけ団体募集中!こちらからご登録頂けます。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b74c62f551747
連絡先:FoE Japan(03-6907-7217)ピースボート(03-3363-7561)

◆カンパ募集!
「原発ゼロ・パブコメの会」ゆうちょ銀行00160-9-359096(7/13頃開設)
ちらしの印刷や様々なイベントへの出展、幅広い呼びかけになどに、お金がか
かります。団体の方は1口1万円、個人の方は1口1000円で、ぜひご支援・ご
くださいましたら幸いです。(任意です)

◆各地のイベントで呼びかけましょう!
各地のイベントに、チラシ(ウェブサイトよりダウンロード可)とパブコメ用
紙(郵送またはFAX)を置き、参加を呼びかけましょう!
その場で書いてもらい、郵送またはFAXで送ってもらいましょう。

◆eシフト声明 http://e-shift.org/?p=2119
「『エネルギー・環境に関する選択肢』の“国民的議論”に向けて
原発ゼロシナリオ+省エネ/再エネ強化で持続可能な社会を」
7月6日に発表しました。
-------------
1.脱原発依存を選択するには①ゼロシナリオしかありえない
2.②15シナリオは原子炉の新規建設を可能とする原発温存シナリオである
3.③20~25シナリオは原発推進シナリオであり、論外
4.3つの選択肢から、真ん中の中庸に見える②15シナリオへ誘導していないか
5.望ましい選択肢には、多様なゼロシナリオが用意されるべき
6.パブリックコメント、意見徴収会や討論型世論調査の期間が短すぎる
7.公正な情報提供が無ければ、意見徴収会や討論型世論調査の枠組みは不十分
8.国民的議論の実施方法について、市民の意見を反映させるべき
9.核燃料サイクル問題、再処理、もんじゅの決定が隠されている

- - - - - - - - - - - - - - - - -

国際環境NGO FoE Japan
(Friends of the Earth Japan)
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-22-203
※4月16日より移転しました。
tel: 03-6907-7217  fax: 03-6907-7219
http://www.foejapan.org

-------転載ここまで-----------

食卓につながる鹿児島県知事選挙

もうすぐ、今後の日本の進路に大きく影響する大事な選挙がおこなわれます。

7月8日(日)の鹿児島県知事選挙です。
現職と新人の一騎打ちになっています。

脱原発をかかげて立候補した向原祥隆(むこはらよしたか)さんには、ぜひとも当選していただいて、未だに臆面もなく原発推進に向かう流れを断ち切ってほしいものです。そんな気持ちで遠方から応援しています。

東京から九州に避難したお母さんが応援演説。

(↑映像を見てください。お母さんの必死な気持ちが伝わってきます。このお母さんの気持ちの後ろには全国の、同じように願っているお母さん達が連なっています。この気持ちに連帯の意思表示をしようではありませんか?!知事選を話題にしましょう。メールやブログで知らせましょう!)

避難してきたお母さんが「食の安全のためにも九州から脱原発を実現してほしい」と涙ながらに訴えておられます。安心して暮らせること、安心して子育てできること、この訴えこそ、今、私たちが為政者に求めている一番の願いではないでしょうか。九州を、放射能に汚染されていない土地として、ぜひとも守っていただきたいのです。安心して暮らすには脱原発しかないことを、福島原発の事故で私たちは骨身にしみるほど味わいました。九州が放射能で汚染されれば、西日本の食べ物ですら安心して食べることができなくなってしまうのです。

九州のお茶はスーパーでもよく見かけるようになりましたね。私も東北に住む息子たちに、産地直送で九州のお茶を送っています。少しでも安全な物を子や孫には口にしてほしいからです。鹿児島県知事選は、決して他人事ではない、そういう思いで見守っています。

鹿児島にお友達・お知り合い・ご親戚がおありの方は、ぜひ投票をお願いしてください。日にちがあまりありませんが、少しでも私たちの願いが届くよう、最後まで応援をよろしくお願いします。

向原さんがんばれ!!

太鼓のリズムと6月29日

6月29日の首相官邸前の抗議行動に友人と二人で参加しました。「抗議行動」というモノモノシイ表題がついていますが、実際はとても穏やかな行動でした。

混雑を避けて、わざと少し遠い地下鉄「霞が関」から首相官邸に向かったため、途中で道に迷ってしまいました。そこで、警察官に首相官邸までの道を尋ねたのですが、40才前後(?)のお巡りさんが丁寧に教えてくれた後、「じゃ、気をつけて行ってきてください」ですって!デモ(抗議行動)に来て、こんなことを言われたのは初めてですよ。ヤッパリ今回は何かが違う。

次第に、あっちの道、こっちの道から人々が溢れてきます。やがて太い行列になり、自然にどこからともなく、「再稼働反対」「命を守れ」「子どもを守れ」「命が大事」などなど、思い思いのシュプレヒコールが聞こえてきます。

主催者側のスタッフらしき若者たちが、要所要所に立って進行方向を間違えないように、整理していました。確かに、日頃馴染みのない官庁街なので、大きな建物があると、「これはどこのお役所かな?」「ここを行くと近道かしら?」「裏から見るとどんな感じ?」などと、ちょっとした好奇心が湧いてきて、つい横道にそれたくなるのです。

そんなこんなしながら、緩い坂道を上がり、次第に密度を増す人の列に挟まれながら歩きます。組織の動員とかではなく、皆、一人ひとりの意思で参加しているのがわかります。た。

会社帰りの人、子ども連れ、バギーを押す若いママ、高齢のご夫婦、入れ墨をした外人さん、20代30代の男性のシュプレヒコールは力強くて頼もしい。若い女性の「命を守れ」「子どもを守れ」の声は、暮れゆく官庁街の空に柔らかく温かい力強さで心を一つに束ねてくれます。

とにかく、年齢も職業もさまざまな人々が、思いを一つにして歩いている。ただ、唱和しながら、ひたすら上り坂を上がる。

ふと、横を見ると、こんな車が目に入りました。
Image120629b

黒と赤の独特の雰囲気のボードが車の上に。右翼の方達のようです。でも、今日は拡声器でがなり立てることもなく、行列の横をゆるゆると進んでおられました。

ボードのコピーがなかなかですよ。「事故ったら上げるんなら基準の意味ねーじゃん!」て、そのとおりだ!!

Image1200629a_2

車の中では、丸刈りのお兄さんがタバコをくわえてハンドルを握っていました。思わず連帯のVサインを送りたくなったのですが、、、、、

恥ずかしかったのでやめました。

Image120629c 

 写真が暗くてすみません。

 何となく雰囲気だけでも感じていただけたら・・・。

 WEB上にはきれいな写真が一杯上がっているようで 
 すので、そちらをご覧になってくださいね。

 

 

さて、

途中省きます。。。。。。

厚労省の先まで進み、行き止まりになったところで、太鼓の音が聞こえてきました。思わず吸い寄せられるように、友人をさておいて(Sさんごめん!)人混みをかき分け、前に進みました(私はつい、太鼓の音に反応してしまうのです)。

老若男女が小さな円を作り、その中心でパーカッションの一群が「再稼働反対!」に合わせて、細かくリズムを刻んでいます。その中心にお腹に響くような太鼓のリズムが入ります。「サ~イカドウ ハンタイ!」 ドンドドンドン!ドーンドン!・・・・・

太鼓の音が体中にしみわたり、生命力をかき立てるよう。生命の源がからだの中心から叫んでいるかのような太鼓との一体感なのです。

そうやって体中でアピールすると、朝から仕事をした後、ここまで歩いてきて疲れているはずなのに、ますます元気が出てきたのは本当に不思議でした。みんなと声を合わせているうちに「きっと止まる。止める、止めなければ」「これからの子ども達、未来の世代のためにも」と、祈りとともに力が湧いてくるのです。

やがて、予定された8時に終了の合図がありました。「今日の抗議行動はこれで終了です。お疲れさまでしたー!」とメガホンから聞こえてきたときは、「え?ここで終わるの?!」と、大学紛争経験世代としては(当時私はノンポリでしたが)、ちょっと拍子抜けの感なきにしもあらずでした。

でも、後で考え直しました。初めて参加した人や子ども連れの人が、安心して参加できる政治へのアピールとして、貴重なこの機会を大事に育てていくことの方が、より強力な国民の声の集約につながるのかもしれないと思いました。

民主主義が本当に日本に根付いていくために、こうした新しい運動の仕方が必要なのかもしれません。日本人に適した形で、本当に一人ひとりが大切にされる社会に一歩近づいていってくれたらな~、そんな希望を抱かせてくれました。企画してくれた皆さん、ありがとう!そして参加してくれた皆さんにも、お疲れさまとありがとう!!

以上、駆け足の報告でした。

大飯原発現地では

大飯原発現地で再稼働への抗議

29日の首相官邸前抗議行動については、また別に書きたいと思います。

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