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高木さんの本「原発事故はなぜくりかえすのか」

本当に久しぶりに、高木仁三郎さんの著作を読みました。
最後の著作となった(病床での口述筆記)「原発事故はなぜくりかえすのか」(2000年 岩波新書)と、闘病中に病室で書かれた「市民科学者として生きる」(1999年 岩波新書)の2冊です。

「原発事故はなぜ・・・」を読むと、原発が日本に導入された1950年代当初から、原発政策は理念もなければ、話し合いや民主的な手続きもなく進められてきたことがよくわかります。その流れは脈々と引き継がれて今日に至っているのだなあと、原発を巡って次々と露わになる常識外れの現状を見るにつけ、ナルホドと妙に納得できてしまうのがやりきれません。

事故の要因としてこの体質が大いに関係しているならば、そのような組織を一度解体しない限り、安全対策などと間違っても口にできないだろうと思います。もちろん、地震大国に原発が設置できるのかどうかという議論は別にしてですが・・・。

高木仁三郎の部屋
このサイトで紹介されている2000年12月の「偲ぶ会」には私も出席しました。確か、日比谷公会堂でしたか。悲しみの中にもほのかな明るさをも共有できる、とても心に滲みる会だったことを思い出します。高木さんのお人柄でしょうね。

高木仁三郎 Wikipedia

次回では「市民科学者として生きる」から抜粋してみたいと思います。

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