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映画「ダーク・サークル」

20数年前に原発の勉強会で見た映画です。その時の感想は、「恐い!」の一言でした。特に、インタビューを受ける推進派科学者の興奮する様子には慄然としました。「ゆでガエル」のたとえ話もこの映画で知りました。

「ダークサークル」 1982年(米)エミー賞受賞作品。女性作家ジュディ・アーヴィングが世界規模で広がるプルトニウムの脅威を、工場周辺の住民への丹念な取材によって描いています。

今、改めて見てみると、自分自身かつてのように衝撃を受けないことが、別の意味で恐いです。原爆、核兵器、プルトニウム、原子力発電、これらに密接な繋がりがあるという事実は、今や目新しいことでもなく、多くの人にとってそれほど衝撃的な出来事とは映らないでしょう。

そのくらい実態がわかってきた現在でも、まだまだ世界の流れは足並み揃えて脱原発という方向へは向かっていません。相変わらず、今までの路線をそのまま進みたい、既得権益を手放したくない人達が力を持ち続けています。

映画と違い、動画は9編に分かれているので、見終わった印象は薄くなりますが、それでもやはりインパクトは大きいです。かつての衝撃はないと上に書きましたが、パソコン画面で見たせいもあると思います。第5編は動物虐待そのもので、見るのが辛い方もいらっしゃると思います。私も映画館で見たときは「見なければ」と思わないと見られなかったです。

豚を実験に使うが効果が今ひとつと分かると、今度は何百人という兵士を使った被曝の人体実験を計画する。こういう非人間的なことを臆面もなくやれるところなど、核開発(その基礎になる原子力発電)が、いかに人間性をないがしろにした発想に基づいているかを証明してはいないでしょうか。

見終わってからもダークな気分ですが、最後のナレーションにはむしろ希望を感じます。

「ダークサークルから抜け出すには、専門家に任せていてはダメかもしれません」

普通の人の、普通の感覚が、この暗いサークルから抜け出す切り札なのかもしれません。

ということで、気分を変えて、。。。。。

「いつも何度でも」ナターシャ・グジー

グジーさんのコメント付きはこちら

ナターシャ・グジーさんの歌はいつ聴いても癒されます。

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