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もう、ホントにー!

春だし、なにかこう心がウキウキすることを書きたいなあと思ったんですが・・・。

どうしても気になってしまって。あんまり、というかぜんぜん楽しくない話でごめんなさい。

   。。。。。。。

呉の港からものものしい二隻の船が、ソマリアの海賊対策に向けて出航するのをニュースで見ました。自衛隊員の若い奥さんが小さいお子さんを抱っこして、港で見送っていました。

奥さんがインタビューされました。

「やはり心配ですが、家族がそれを言うともっと本人は心配になると思うので、『元気で行ってきてね』と明るく送り出したいと思います」

と健気に答えていらっしゃいました。何だか申し訳ない気持ちです。

一見、穏やかな出航風景でした。でも、海上には抗議行動のボートが出て、アピールのマイクが響いていました。抗議ボートの横断幕にも、「自衛隊を危険な場所へ行かせるな」という意味の言葉が書かれていて…。

ニュースには流れませんでしたが、首相の挨拶の時は「軍艦マーチ」が吹奏されたのだそうです。そんな時代になってきているのかと思うと、本当にガッカリですし、信じられない気持ちです。(海部首相の時は、「軍艦マーチ」の演奏が計画されたが、首相が止めたのだとか)

軍艦マーチは、戦後生まれの私にとっても、明るいイメージではありません。小さい頃はなにも知らずに口ずさんでいましたけど。「まも(守る)もせ(攻)め(む)るもくろがね(黒鉄)の~♪」なんてね。幼稚園か、もっと小さいときのことです。

きっとラジオで頻繁に流されていたからなのでしょうね(当時テレビは大半の家庭にはありませんでした)

何で海上保安庁ではなく自衛隊が出て行ったのか、事実を知れば知るほど不思議です。 

   。。。。。。。。

新聞に詳しく書かれていたので読んでみました。

もともと沿岸警備の情報とノウハウは、海上保安庁が蓄積してきているそうです。なので、海賊対策は、本来は海上保安庁が受け持つ仕事だそうです。

実は、海上保安庁は各国の沿岸警備隊などとネットワークを組み、海賊の行動を未然に防ぐ作戦の中心的な存在として力をつけてきているそうです。そして、各国の沿岸警備隊でネットワークを組んで、こうした蓄積が効果を上げ始めてきた矢先に、その海上保安庁ではなく、軍隊出動となってしまったのです。

そのため、ヨーロッパの国によっては、軍隊(自衛隊)が出動したと言うことで警戒感を強め、沿岸警備ネットワークへの加入をためらっている国もあると聞きます。これでは本末転倒ですね。

自衛隊は具体的な海賊対策もノウハウも持たずに出発してしまったため、誇りを持って仕事をできないのではないかと気になります。隊員さんもつらいでしょう。あの小さいお子さんを抱っこした若いお母さん、そしてお子さんの手をとって、奥さんに「行ってくるのでよろしくお願いします」と言っていた若い隊員さん。どんな気持ちでしょう。

こうしてみると、何が何でも自衛隊を海外に出したい、実績を作りたいがために行かせたとしか思えません。こんなにすんなり軍隊が出て行かれるような状況になってしまったことが、本当に何度も言いますが信じられないくらいです。

   。。。。。。。

ああ、変わってほしいなあ。
何がですって?・・・そう、まずはバトンタッチを!

オリーブの種

NHK教育TV、日曜夜7時45分放送の「子ども手話ウィークリー」という15分の番組、ご覧になったことありますか?

私は、ほんのたまに見ることがあるのですが(というか、たまたま目にすると言った方が正しいかな?)、なかなか好感の持てる番組です。

手話通訳のお姉さんがふくよかなのもホンワカしていい感じです。

それに、ニュースの選択眼も、ちょっと骨のある感じでいいなあと思うことが多いのです。

いつもちゃんと見ているわけではないので、何とも言えないのですが、たまたま見るたびにそう思うと言うことは、やっぱりそういう番組なんじゃないかと思います(あやふやですみません)。

。。。。。。。

今日は、沖縄の若い女性漫画家を取材していました。その作品の一つを紹介する形で番組が進行します。

作品の舞台は、米軍基地に囲まれている沖縄。その基地のフェンスをはさんで、日本の少女と米軍人の父親を持つ少女とが友だちになります。二人がもっと仲良くなりたいと思った矢先、少女は父親からフェンス越しに友だちに会うことを止められてしまい、二人は二度と会えなくなってしまいます。

そうしたある日、日本人の少女がいつものようにフェンスに行ってみると、そこにはメモが結びつけてありました。

「Goodbye !  I LOVE YOUheart

その夜、女の子は夢を見ました。彼女と二人でヘリコプターに乗り、空からオリーブの種をまくのです。そうして世界中にオリーブの木を茂らせると、兵士達はオリーブの木の下に武器を捨てて、仲良くなり戦争がなくなっていき、ついには敵同士がオリーブの木の下で友だちとして握手をするという夢です。

それは、かつて二人で分け合ったオリーブの種に託した夢でした。

。。。。。。。

作者は米軍基地のフェンスの前に立ち、言います。

「ここにあるフェンスは私たちと向こう側にいる人たちを分けていますが、本当はこのフェンスは私たちの心の中にあるのだと思います。

心のフェンスを取り除いたとき、本当の友達になれるのだと思います」

私は最初、家事をしながら横目で見ていましたので、作者の名前もマンガのタイトルも見逃しました。15分と小粒ながら、なかなかの番組では?

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