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ピアノの音色

何度も聴いたことのある曲なのに、初めて聴いたかのような感動、そんな体験ってありませんか?

梯剛之さんのピアノコンサートで、私はまさにそんな感じでした。

その日の3曲はどれもすばらしかったのですが、特に二曲目のベートーベンの「月光」。クラシック・オンチの私には専門的なことはまったくわかりません。

ただ、冒頭の月の光が降り注ぐような繊細な出だしから、一気に引き込まれてしまって!!!の連続でした。「月光ってこんな曲だったの?!」という新鮮な感動!「ベートーベンが聴いたら喜ぶだろうなあ」なんて思ってしまった。

とにかく一音一音が優しく、実に美しいのです。それでいて繊細すぎない、ゆったり包まれるような心地よさ。最終章では、魅惑的な旋律がうねるように重なる情熱的なエンディング。圧倒されました。

だいぶ前にテレビのドキュメンタリーでピアノを聞いて、その音色の優しさにビックリしたのです。以来、気になっていました。

この日はアンコールが三回も(最近はそうなんですか?)。2回まではともかく、3回目は何だか聴衆のおねだりみたいで気が引けて、気の毒に思えてしまいました。

でもそのアンコールが、チャイコフスキー、ショパン、シューベルトと、これまた素晴らしくて・・・。聴衆のおねだりにも、とても誠実に一生懸命応えようという様子が感じられて、それにも温かい気持ちになれました。

アンコールなしでも十二分に満足でしたから、私にはとても贅沢なコンサートだったのです。

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