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持ち出し袋

思い出すと今でも自分のノーテンキぶりがわかって恥ずかしいんですが、・・・恥を忍んで書いちゃいます。

まだ子どもが赤ちゃんだった頃、町内会の斡旋で「非常持ち出し袋」というのを購入しました。あのアルミコーティングした大きな巾着袋みたいな袋です。中身はセットされていなくて、袋だけを購入するようになってました。

購入はしたもののあまりホンキではなかったような・・・。
でも一応買ったことだし何か入れておこうと、その袋に自分なりに必要と思われる物を集めて入れてみました。入れて、手に取りやすい玄関に通じる廊下の物入れにしまっておいたのです。

そんなある日、実家の父が尋ねてきました。雑談しているうちに、何がキッカケだったのか、話題が「非常持ち出し袋」になりました。

私がコレとコレとコレと・・と、入れてある中身を説明し出したとき、突然父が笑い出しました。

私が「紙オムツ」と言ったときです。

「〇〇〇子(ワタシのこと)らしいなあ・・・、アッハッハッハ・・」

??????

私はなぜ笑われたのか、サッパリわかりませんでした。
後になって考えても全然わかりませんでした。

赤ん坊を抱えた母親としては、オムツはまっさきに頭に浮かぶ物として、まさに必需品としか思えなかったのです。母乳で育てていたので、粉ミルクは必要なかったので、持ち出す物と言ったら・・・オムツ・・・の発想でした。

ずっと後になって、やっとわかりました。

非常時

の意味するものが、父と私ではまるっきりちがったのです。軍隊で地獄を見た父と、戦後生まれの私とでは。

父からしてみれば「オムツどころじゃないんだよ、おまえは<平和>だなあ」と笑いたくもなったでしょう。

平和なときに非常時を想像するのは難しいとつくづく思いました。
最近、その非常時がちょっとずつリアルに想像できるような状況になってきているようです。今ならもっと現実味のある中身を持ち出し袋に入れるだろうなあと思ったりします。

でも、それって喜べること?

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辺野古から緊急情報
辺野古では20隻の船に対して、こちらは3隻の船と9艇のカヌーで苦戦。高江は20人でがんばっていらっしゃる・・・。情報を広げてね。

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