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赤ちゃんペンギン

赤ちゃんペンギン、かわいいですね。

でも、先日こんなかわいそうな場面を見ました。

濡れた羽がピッタリと身体に張り付いたアデリーペンギンの赤ちゃんがヨタヨタと岩場を歩いている。そのうち、一歩も歩けなくなってパタリと倒れて動かなくなる。

実際に見たわけではなくて、テレビですけど…。岩場にはそうした赤ちゃんペンギンがあちこちに横たわっていました。

もともと、南極に住むアデリーペンギンは石ころを積み上げて巣を作り、夏はそこで卵をかえしヒナを育てるそうです。

南極では、夏になると所々に岩場が顔を出すのですが、ここ何十年かでその岩場の面積が何倍にも広がり、時々降っていた雪も、最近では雪ではなく雨に変わってしまったといいます。

雪ならば、降ってもペンギンたちがびしょぬれになることもないのですが・・・。

アデリーペンギンのお父さんは2000個もの石コロを、一個一個くちばしに挟んで運び、富士山のように真ん中にくぼみのある巣を作ります。巣の中ではちょっとくらいの雨ならば、赤ちゃんペンギンも濡れずに済む構造になっています。

積み上げた小石の間から雨が下に流れ出るので、巣の中に水がたまらないのだそうです。

ところが最近では、その雨が洪水になるほど降るため、大雨で巣が流されてしまい、巣を失ったペンギンは右往左往するしかありません。

それでも親ペンギンの羽は、羽の表面に油の膜があるのと、屋根瓦のように重なった鱗状の羽の生え方で、雨でも中まで濡れないしくみになっています。

いっぽう赤ちゃんペンギンの羽は産毛です。防水力もなく、鱗状でもない羽は、雨に濡れたらペタッと皮膚に張り付いて、どんどん身体は冷えていきます。そうなったら、親鳥にもどうすることもできないのです。

そんな赤ちゃんペンギンの姿が、大雨の後の南極にはあちこちで見られます。

ずぶ濡れの赤ちゃんペンギンがブルブルと震えて岩場に立っている。やがてヨロヨロと歩き出したかと思うと、倒れ込んで動かなくなる。痛ましい映像です。

これもみんな、私たち人間が作り出した地球温暖化の影響によるものなんですね。温暖化は、ペンギンにとってすでに生きるか死ぬかの問題になっている。・・・・動物のドキュメンタリーも、環境問題と切り離せない時代になってしまいました、悲しいことに…。

だけどこの問題を改善することのできるのも人間しかいないのだから、せめて罪滅ぼしに即刻方向転換してがんばるしかないのに、エライさんたちの決めることはすっごくのろくて歯がゆいです。!

「ダーウィンが来た!~生きもの新伝説『石は宝!南極ペンギン』」NHK

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コメント

さくら子さん、はじめまして~。
ばるタンさんのところから来ました!

ペンギンちゃんのテレビ、見ました。
飛んでいって、助けたかったです。。

ほんと、軍備なんかにお金を使っている場合じゃないですよね!
とにかく、地球を冷やさないと!!

思いを言葉で表現するのはむずかしいなあ。。と最近感じています。どうぞよろしく。

こなみさん、いらっしゃいませ~!
このブログ、話題がアッチャコッチャぶれますが、適当におつきあいくださいませね。

本当に、軍備に回すお金を環境に使ったらかなりの効果でしょうね。おまけに戦争は最大の環境破壊っていいますから、二重三重に悪いですよね。

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