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ハーエー!ゴンゴン

ホームソング。何だか懐かしい響きです。

「子どもたちが口ずさめる歌を」と、おきなわのホームソングプロジェクトがスタートしたそうです。

そして4月の歌は「走れ!ゴンゴン」です。(←作詞の上原直彦さんのブログ。歌の雰囲気が伝わってきます。)

「子どもが喜んで歌える歌をつくって一緒に歌いたい」BIGINの比嘉栄昇さんの言葉に上原さんが心を動かされ、プロジェクトがスタートしました。

なーんて、知ったかぶりしちゃいました。

実は、沖縄のばるタンさんから届いた、辺野古の平良夏芽さんのお話の入ったビデオ。そのテープの余白(?)にオマケが入ってました。「おきなわのホームソング 『走れ(ハエ)!ゴンゴン』」誕生までを収録した番組でした。

♪走え!ゴンゴン 走ろうか 走え!ゴンゴン 走ろうよ
  雲の上まで 行きたいな キララお日さま 逢えるだろう
 
走ってちょっと 疲れたら 雲のソファに ひとやすみ

「ハーエー、ゴンゴン 走ろうか♪」

BIGINの比嘉さんの声と子ども達の声が耳の中で今もグルグル。楽しい歌です。ダンスバージョンもあります。

これから一年間、毎月新しい歌が誕生するのは楽しみだなあと思いつつ、テレビを切りました。そしてパソコンの電源を入れ、ネットで「お気に入り」をチェックしてました。

・・・そしたら、そしたら・・・

なんと昨日下地勇さんが作詞した「ホームソング」のレコーディングだったそうです!さらに楽しみ~!

♪走れ!ゴンゴン 走ろうか 走え!ゴンゴン 走ろうよ
  そよそよそよの 風の中 母さんみたいに やさしくて
  風になったら 気持ちいい 明日の夢が 見えるだろう

(メインの夏芽さんのお話についてはまた改めて書きますね)

たまにはショパン

クラシックのピアノコンサートは本当に久しぶり。演奏曲目はショパン。

ショパン自身や曲目についての丁寧な解説があったのも新鮮で、とても心地よいひとときでした。

解説によるとショパンは170㎝で50キロもなかったのだとか(そんなきゃしゃな人が、あんなエネルギッシュな曲を作ったのか?!)。しかも長年肺結核を患いながら…。39歳の若さで亡くなるまでの短い時間に…。

ポーランド生まれのショパンはパリに移り住んでからも、戦火に見舞われた祖国のことを思って曲を作り続けました。

そんな昨日の今日、たまたまNHKテレビ「世界遺産の旅」でポーランドのワルシャワ旧市街がとりあげられていました。

世界遺産に選ばれた「ワルシャワ旧市街」は、世界遺産の選定基準まで変えさせました。古いものがそのまま残っていることだけが価値なのではなく、復元させた市民の不屈の精神に価値があると認めさせたのです。

第二次世界大戦末期、学生達は砲弾の飛び交う中で、建物や彫刻の克明なスケッチを残し、その図面を元に、戦後、ヒビ割れまでそのまま復元したのだそうです。

あらら、話が横道にそれてしまいました。
そんなワルシャワ旧市街の映像のバックに流れてきたのが、昨日聴いたばかりのショパン。なんともタイムリー!

ちなみに昨日のピアニストは加藤巡(めぐる)さん、大学では保育科の学生さん達にもピアノを指導されています。学生さん達、ラッキー!

  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<お知らせ>
4月29日(日)夜9:00~10:10 NHK総合テレビ

「NHKスペシャル ~日本国憲法 誕生~ 」
「番組では最新の資料と証言をもとに、戦後日本の形を
 決めた憲法誕生の舞台裏を世界史的スケールで描く。」

ふだんどおりの1日がいい

「朝ごはんは食べましたか?」

24日に行われた全国学力テスト(「全国学力・学習状況調査」)ではこんな質問もありました。

全国の小学校6年生と、中学校3年生約240万人が受けたそうです。経費77億円!43年ぶりの大規模テストで、その規模の大きさは参加人数でいえば大学入試センター試験の約4倍にあたります。新学期なので、先生方もたいへんだったと思います。

公立で唯一参加しなかったのは、「競争原理は教育になじまない」とした愛知県犬山市だけでした。(以前ふれた犬山市関連の記事「黒板のせい!」

大半の自治体が十分検討することもなく、国の方針だからと従った今回のテスト。犬山市教育委員会が活発な討議の末、教育の責任を貫いたことは立派だと思います。

今回特に気になるのは、質問調査(小六99項目。中三101項目)です。

「起床時間」
「今住んでいる地域が好き」
「家族と一緒にご飯を食べる」
「人の役に立つ人間になりたいと思うか」
などの質問に当てはまるかどうかを4段階で訊いています。

(当初は入っていた「家人と美術館や劇場で芸術鑑賞をしますか?」
「あなたは親から大切にされていますか?」はプライバーに触れると指摘があり削除された=当然ですよね)

学力とどう関係するの?何を訊きたいの?って思っちゃうんですけど…。

こうした家庭状況も記入したこれらの個人情報がどう管理されるのかも心配です。個人情報を記入することへの親への同意もとっていません。

テストの委託を受けたのはベネッセ(小学校)とNTT(中学校)。民間企業への膨大な個人情報の蓄積になりました。

      。。。。。。。

「ふだん通り365分の1の一日だった。子どもも教師もエネルギッシュに活動していた。」

24日を振り返っての、犬山中学校の校長先生の言葉がすがすがしく聞こえました。

NHK解説委員室

ホッ!

四国の町が国の圧力を跳ね返しました。
住民パワー、バンザイです!

(先日書いた高知県東洋町の記事はこちら。)

ご縁もゆかりもない町のことですが、とっても気になってました。ホッと一安心。

  ☆ ☆ ☆

東洋町は高レベル放射性廃棄物最終処分場に名乗りを上げました。住民の反対を押しきって前町長が提出したものです。

昨日の選挙で1000票以上の差をつけて反対派の沢山保太郎さんが当選しました。有権者2934人の70.5%を獲得した沢山さんは、新町長としてさっそく、国に前町長の提出した申し込みを撤回するメッセージを送ったそうです。

それにしても、改めて国はメチャクチャだなあと思いました。だって、3000人足らずの人達に一億三千万人の運命の選択を迫ったのですから。

というか、核の問題は、日本だけではなく地球規模の、数十万年に渡る(半永久的な)運命の選択につながっているのですものね。

応援してくださった皆さん、ありがとうございました。みんなの力を合わせて、環境も、命も、人のつながりも守っていきたいですね。

沖縄発、世界音楽祭?

これはちょっとうれしいニュース♪

「沖縄から世界に向けて音楽祭を!」と、評論家の森田実さんがホームページ(「森田実の時代を切る」4/17)で提案されています。

平和の礎(いしじ)のある平和祈念公園を使って、沖縄から世界に向けて平和のメッセージを発するために4~5年に一度、100万人規模の「沖縄・世界音楽祭(仮称)」を開催しようという提案です。

日本中から、世界の各地から、平和祈念資料館や平和の礎を訪れる。・・・平和への思いと祈りを新たにした人々が音楽を通じて交流する。・・・・実現したらいいですね~。

  っていうか、ホントに実現しそうですよ。

沖縄県選出の参議院議員でミュージシャンの喜納昌吉さんは、以前から、オリンピックのように四年に一度の「沖縄・世界平和音楽祭」の構想を持っていたそうです。

で、今回の森田実さんの提案に「2年間準備すれば可能だ。2007年と2008年は国内の催しとして行い、第1回世界平和音楽祭を2009年に行う」ですって。

平和を願う人、音楽を愛する人<誰もが参加できるお祭り>として、ぜひぜひ実現してほしいなと思います。

 ☆ ☆ ☆

 Baby2_3

peace!

あのときの記憶

それは小学校4年生の時のことでした。私は仲良しのNちゃんと二人、Nちゃんの家の庭で遊んでいました。縁側のガラス戸は開け放ってあって、Nちゃんのお母さんは家事の合間に「おやつよー」と声を掛けたりしてくれました。(「三丁目の夕日」を想像してね)

(余談:Nちゃんのお母さんは、その頃では珍しい手作りケーキなども焼いてくれるお料理教室の先生でした。というわけでNちゃんの家のおやつはちょっと楽しみだったんです。本題とは関係ないですが ^ ^)

しばらく遊んで夕方になってきた頃、奥の台所にいたお母さんが突然大声を上げました。

・・・・・

「エエエエーーー???たいへん!○◇□△・・・・・・・・・・!!!」

・・・・・

????・・・・・(なになにー?なんなのー?)

Nちゃんと私は縁側から奥をのぞき込みました。お母さんは広げた夕刊から目を離さずに近づいてくると、

「○○○○さんがさされたんだって!たいへんよ、たいへん。△□◇×・・・」といつものオバサンらしくない興奮した早口でした。

Nちゃんも私も○○○○さんが誰だか知らないし、第一、何が何だかわらず、ボ-ッとしていたような気がします。でも、お母さんの驚き具合から、きっと大変な事件がおこったに違いないという察しはつきました。

ただなぜか、あの時Nちゃんのお母さんが焼きナスを焼いている最中だったことだけはよく覚えているのです(なんで?)。

・・・・

そんなことがあったにもかかわらず、その日私たちはいつも通り、日暮れまで無邪気に遊んで過ごしました。帰宅後、事件の状況を知ったはずなのに、小学生の私には特別な感想はなかったのでしょう。何も覚えていません。遠い世界の出来事だったのです。

それが歴史的な大事件だったと認識できたのは、ずっと後のことでした。社会党委員長の浅沼稲次郎さんが演説中、右翼少年の刃に倒れた事件でした。1960年のことです。

それはNちゃんのお母さんの「驚きの声」+「焼きナス」、という不思議な組み合わせで思い出されるできごとなのです。

今、その時のNちゃんのお母さんよりもずっと年上になった私が、同じような衝撃を体験するなんて…。うれしいことなら何度でも体験したいですけれど。

亡くなられた長崎市長さんのご冥福をお祈りします。
そして、あの日のNちゃんと私のように、今無邪気に遊んでいる子ども達がおとなになったとき、同じような衝撃体験をしなくてすみますようにと、心から、心から願わずにはいられません。

危ないものはどこだってNO!

Ichigo  ♪♪♪ 可愛いでしょ?ハートをつなごう。

 地元埼玉産です。小さいです。甘いです。茎の長いのが 楽しいです。そして159円だったのだ!

 ○ ○ ○

例によって、突然話が変わりますがご容赦を。

今日、こちらの↓ブログを読んだばかりでした。そしたら長崎市長の事件があって、心配していたことが現実に…。どうか市長さん助かりますように。

土佐高知の雑記帳「テロルの予兆を見逃すな!」

それがたまるか!「東洋町の民主主義」

だいちゃんファンになっちゃいました。↓
高知県知事、橋本大二郎さんのブログ
だいちゃんぜよ「デコポンの味」

ホテル脇の浜辺にはこんな車が置かれているそうです。
高レベル放射性廃棄物地層処分模型展示車

----------------------------------

●国の横暴に小さな町が必至で闘っています。危険な処分場を造らせないことは私たちの未来を守ることでもあります。資金の応援よろしくお願いします。

◆郵便振替の口座名 「東洋町を愛する会」
◆郵便振替口座番号 「01620-9-39181」   
「東洋町を愛する会」の代表 田中隆一さん

炭坑町でフラダンス

Sai2  公共ホールの地下一階。中央のガラス張りの部分に昼間は外光が差し込みます。

映画の上映時間まで、人影はまばら。

のんびりベンチに座ってプチ夕食。途中、お気に入りのパン屋さんで「スモークチキンサンド」と「ジャガイSai1モ明太子パン」を購入。実はベンチの横にはレストランがありますが、映画のために節約、節約。

この日の映画は「フラガール」。
さびれゆく炭坑町を救うため、窮余の一策、ハワイアンセンター建設と地元女性を募集してのフラダンス計画が持ち上がる。(実話に基づいた映画です)

イギリス映画「ブラス!」では、ブラスバンドが斜陽化する炭坑町の人々に夢を与えていました。

生活に一杯一杯の時だからこそ、音楽やダンスが生きる希望につながり、人々の気持ちを支えていくのかもしれない。心にしみるフラダンスの手話、そしてワクワクする太鼓のリズムと群舞。音楽もダンスも、やっぱり命そのものなんだ!

常磐炭坑にルーツ 映画「フラガール」(「ANJAN」掲載2006/9/27)

映画「フラガール」前史(青白い顔をして、光を求め続けた人たち~常磐炭坑、暮らしと闘い)(JANJAN2007/3/19)

〇ちなみに現在のハワイアンセンター

ほんの一言

ある日、自宅でパソコンに向かっていると、「ゴソゴソゴソ…」、とドアの郵便受けに何かが押し込まれている音がします。

ポスティング???…そのままパソコンに向かい続けました。

しばらくして郵便受けをのぞいてみました。何か荷物のようなものが・・・。
ポリ袋に包まれたタオルが入っていました。
タオルにはのし紙が掛けられて、お名前と部屋番号が書かれています。

そういえば先週、階下に引っ越してこられたお家がありました。

チャイムが鳴らなかったということは、最初からポスティング?たしかに引っ越しの前後は何かと忙しいですから…。と思いつつも、なんだかちょっと淋しい気もしました。

・・・・・

「○○○号室に越してきた□□□です。よろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

・・・・・

と言える機会があったら、気持ちよかったかも。
ほんの一言って大きいなあと教わりました。

牛になりそう(追記あり)

Img_0948

(後半追加)
根三つ葉Ⅱ世。
根っこの水栽培。
また、もう一回お浸しが食べられる?^ ^

・・・・

国会ではとんでもないことになっているらしい。国民投票法案が・・・。
保坂展人さんのブログ

んもう、あっちもこっちも、次から次へと…。

 もう、もう・・・、

   モーモー、モーモー、モーモー   

      モオオオオオオ・・・・・・・!!!!!

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

国民投票法案の問題点を私なりにうんとはしょって書きます。

●投票率が低くても投票した人の過半数が賛成すれば改正できる。(仮に50%の投票率で過半数が賛成すればよいとなると、有権者の25%=4分の1の賛成で憲法を改正できることになってしまう。)

●賛成・反対の広報費のうち有料広告を許可するか禁止するかで揺れている。有料広告が無制限なら、経済団体や大企業の後押しのある改正派が圧倒的に有利。

●法案の対象を改憲だけにするか、他の法案も含むか決まっていない。

●公務員や教育者が地位を利用して憲法改正の運動をしてはいけないという規定は、罰則がなくても十分縛りになりうる。(今でも日の丸・君が代問題で教育現場は表現が拘束されてきている。自由にものの言えない雰囲気がつくられる)

こんなにいろいろ議論の余地があるのに、明日採決なんておかしいですよね。

とここまで書いてきて、一番の問題に気づきました。

たとえ国民が憲法改正に反対でも「無理矢理変えてしまう」ためのさまざまな方法を画策しているのだということ。その一つが国民投票法案だということです。

世論調査では国民の過半数が憲法改正に反対ですから、いくら政府が改正だと言ってもそう簡単には変えられないだろうと、どこかで私も安心していました。

でも今、資料を読みながらこれを書いていて、そうでないことに気づきました。急に恐くなりました。そうじゃないんです。

国民の意思がどうであろうと、変えられるように仕組みを変えていっているのではないかということです!

↑ホントはこんなところに「かんたんふ」つけたくないです。
今度は楽しいことを書きたいな☆

やっぱり、はじめの一歩

Img_0945 キャンパスも「祝入学」から二週間、
新学期です!

あいにくの曇り空ですが。

・・・・・

世界は強い者が動かしているように見えるけれど、本当にそうだろうか?
強いって何だろう?
真実って何?
幸せって何?
生きるって?

・・・・学生さん達の悩みの中に、社会の縮図が見えてきます。果てしなく自分が問われている気もしてきます。う~~ん、むずかしい。社会をつくってきたおとなとして、居心地悪くなることも。

ありのまま、正直に自分を生きていくしかないんだなあって、教えられています。

今回の都知事選の後、いろんなことを思いました。そして、自分の心の中のこと、生き方とかまで思いを巡らせる選挙って、そう滅多にないでしょう。そんな新しいエネルギーの使い方を感じさせてくれた選挙でした。

メディアは従来通りの選挙の分析をしていますが、それでは十分でない気がします。

選挙が「自治」や「民主主義」を育てる機会だとすれば、その原点は「ひと」を育てることにも通じるように思います。そして「ひと」が育つには自分の言葉を持たなくてはなりません。自己表現のできる自分が必要です。

今回の東京都民の選択と自己表現の関係は、私にとってちょっと興味深いテーマに思えてきました。

たとえ負けたとしても、踏み出さなければ一歩にならない。やっぱり初めの一歩、スタートですね。

はじめの一歩

070407_20380001 昨日は新宿駅東口に行って来た。行って良かった。とってもすがすがしい気分!

(後ろの青いのは、100円カンパの袋)壁一面に貼ってあった。)

西口から東口に抜けるのにものすごい人だかり(西口では石原都知事の演説だったとか)。地下道から東口に抜けると、青いさざ波(?)が目に飛び込んできた。

青い旗や風船、スカーフが揺れている。マイクを使った選挙活動が許される午後8時まであと30分という時、浅野さんの演説が始まった。

「支援の団体の皆さん、勝手連の皆さん、そして個人で応援に駆けつけてくださった人達、そして今日ここには来られなかったけれど、今まで応援してくださった方達。たぶん皆さん一人ひとりができることの精一杯を、それぞれの場でやりきってくださったことと思う。まずそのことに言葉にならないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。」

「結果はもちろん大事だけれど、どのような選挙戦をするかというのはもっと大事。選挙の仕方そのものが、当選したときの政治のあり方そのものになります。情報公開というと皆さんは請求して紙切れが出てくると思っているかもしれないけれどそうじゃない。都合の良い情報だけ出されたら事実が見えません。私は選挙のカンパの額も公開しています。

これで終わりではない。明日はスタートです。この選挙戦の体験はみんなの共有財産になる。民主主義のスタートです。」

「政治をあきらめてはいけない。政治に希望が持てるということを示したくて立候補を決意しました。

選挙ではしがらみを作らないようにと思ってやってきた。でも今日でしがらみができてしまった。それは皆さんとの約束というしがらみだ。これは大事にしたい《しがらみ》です。」

「身の上話」あり、「自治と民主主義」あり(こっちは大学の講義風)、なんだか選挙演説らしくない。でも、引き寄せられるように、みんな真剣に聞き入っている。

演説が終わってもアサノコールがやまない。降り始めた雨、数十人がゾロゾロと事務所に向かって歩き出す。

--------------------------

20代の若者二人が歩きながらも迷っているらしい。「行こう、行こう」と誘う私。

「マニフェスト読みたいんですけど。」

  「ネットで全部読めるわよ。17ページにわたってしっかり書いてある。」

歩きながら若者と話す。
「ウチの家族はみんなアサノさんで、僕だけが石原さんなんです。」

  「なんで石原さんなの?」

「カジノつくってほしくて。外国にあるのに日本にないから。それで収益上げて福祉に回せばいいと…」

  「その前に死んじゃったらなんにもならないよね。生きていけない人もいっぱいいるのよ。」(←バカバカ、もっとうまい答え方はないのか?と言いながら思う。)

傘もなく、雨は本降りになる。

「浅野さんは借金増やしましたよね、公共事業で」

  「小児病院へのクネクネ曲がった山道を整備して、一刻も早く救急車を通すための道路整備、それに県債を発行したから。借金してでもやらなくてはならないこともあるのよ。」

事務所は狭くて、入れない人が入り口にあふれていた。みんな雨に濡れて、「どうする?」という状態。

ふと気がつくと若者がいない。去っていく彼らの後ろ姿が見える。すみれ子さんのと私のと、とりあえず手にしていたビラを持って追いかける。

  「これ、あげるから読んでね。」

「どうもありがとうございます」

それまで黙っていたもう一人の若者が振り向きざま、お辞儀してくれた。
通じたかなあ、なんか気づいてもらえたかなあ。もっとちゃんと話せたら良かったなあ、と後悔しきり。

若者達が迷いながらも一生懸命考えていることがわかってうれしかった。だからこそ、こういう若者達を間違った方向へ導いていくようなことがあってはならないと、オバサンは強く強く思ったのだ。

事務所にはバングラデシュの男性も応援に来ていた。20年以上日本に住んでいて、カンパしたいと思ったという。外国の人はカンパできないとわかってしょんぼりしていたので、私のささやかなカンパに「一緒にしておきますね」と伝え、袋に入れた。

壁一面にカンパの青い袋が貼ってある(これも宮城では街頭で配れたのに、東京では事務所だけでしか許可されなかったという)。

浅野さんはウグイス嬢や、選挙カーの運転手さんをみんなに紹介して、お礼を述べた。156カ所の街頭演説を毎日裏方で支えた人達だ。
ファンファーレで登場なんていうハデなパフォーマンスはなかったけれど、気持ちの良い、さわやかな選挙戦の最終日だった。

駅頭の浅野さんの握手はアサノコールと共に、12時まで続いた(はず…(ワタシは途中退場)。

一人ひとりの夢を

(最後の資料の部分に一部追記)

4月5日、「じゃが連」じゃなかった「がじゃ連」という変わった名前の主催者による集会があったそうです。

<がじゃ=学者+ジャーナリスト>ということで、・・・
「強者の独善を許しがたい」と感じたさまざまな分野の、ふだんは政治活動などしたことのない学者さんたちとジャーナリストの皆さんが主催。…そこに「時の人」が招かれてスピーチ。

「僕は選挙に負けたことないし、試験とかも、落ちたことありません。司法試験にも落ちなかった。
受けてないから、落ちてないんです。」

(オー、!!!)
ジョークマンと言われるゆえん。
ダジャレ大好き人間だとか。

「『もっと準備期間があったら』とか『候補者がもっとカッコよければ』とか、条件のモンダイはきりなくあるが、すべて《運命》なんです」

なるほど。

笑ってるばっかりじゃなくて、ちゃんとマニフェスト読んでみました。
その中からワタシが「これは」と思った幾つか。

●夢はオリンピックで見るのでなく、一人ひとりの夢の実現を支援するのが行政の仕事。

●女性の副知事を。「こころと体の相談室」を設ける(こころと体を切り離していないところが◎ )保育所待機児童8000人の入所。女性登用の機会を増やす。

●大都市は高齢化が一気に進むのが特徴。その時、防災対策は施設や道路整備では追いつかない。支え合うコミュニティが絶対必要。

●知事と幹部職員の交際費の全面公開

●1年以内にマニフェストへの都民の意見を聞き、その結果をホームページで公開。

まだまだいっぱい書いてあるけど、これだけやってくれるだけでもどんなにか救われると思う。というワタシは埼玉県民ですが。

東京・埼玉・神奈川の知事は「首都圏連合」という仲良しグループ(?)をつくっているから、仲間の一人が変わると、きっと埼玉も変わると思うからです。

泣いても笑ってもあさってで決まる。そして、あさってから新しい4年間が始まる。どんな4年間になるのだろう。

4月7日(土)18:00~20:00 新宿東口大集合 (浅野勝手連)

-------------

<追加資料>

東京都民、国民の皆様へ(防災対策についての各候補への質問状と回答

オーマイニュース(4/6 豊洲の安全性について)

※浅野さんの回答は詳細な検討による具体策がズラリ。現職でもここまで語れる人がいるでしょうか。かつ、「地震で都民を一人も死なせないという、トップの強い決意(がなければ)…、誰も本気で取り組みません」と核心をついています。
石原知事の回答の「住宅の倒壊や火災による死者の半減」は、国の進める「減災」の考え方です。「防災」でなく「減災」の考え方では助かる人も助からなくなってしまいます。私は見捨てられたくないよ~。

心の扉

小学校の名物教師、金森先生の定年退職を追った番組を見た。

先生は若い頃にご自分のお子さんを亡くされた。また、教え子がわずか13歳で自ら命を絶ってしまった。「13年間何もいいことがなかった。」と言い残した子ども。この二つのことが、その後の教員生活に大きな影響を与えたという。

「命を大切にすること」「自分自身を大事にすること」「人のつながりを大事にすること」を、授業の中でいつも伝えてきた。

金森学級では一人ひとりが自分の気持ちを安心して出せるように…嬉しいことだけでなく辛いこと・悲しいこともお互いに聴きあえるように…と、授業を通し、学校生活を通し、一貫して伝えてきたそうだ。

「君たちには伝わっているはずです。」
最後の授業でジッと聴き入る子ども達。

お別れ会はみんなで肩を組み、輪になって歌い、先生から色紙をプレゼントされた。「幸せに生きて」と一人ひとりに先生の直筆だ。

「自分の辛い気持ち、悲しい気持ちを友達に話せるかどうかは、本人が自分から話したいと思うかどうかです。
廻りはその環境を整えてあげることしかできない。無理に話させることは誰にもできない。
だからクラスを安心できる場にするんですよ。

心の扉は内側からしか開かないんです。」

春爛漫の街で

東京は巨大な街だ、と改めて感じた一日だった。いろんなエネルギーが渦巻いていて、活気があって…。でも、同時にそのエネルギッシュな面で見えなくなっている影の部分に、本当はもっと光が当たらないと、みんなが平和に暮らせる街にはならないのだろうなあ。

問題は東京に集約されている。

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Asano412有楽町マリオン前(「女性勝手連」の上野千鶴子さんもTシャツ姿で応援。いつも通りの切れ味鋭いメッセージが力強い。)

気がつくと、支持者の間を縫って握手して廻っAsano411ていた浅野さんが私の後ろに。思いがけず握手してしまった。不思議な感じの握手だった。

その目は笑っていなかった。グイッとこちらの目を見て固い握手。

「あなたの思いをしっかり受けとめますよ」
「あなた達一人ひとりのエネルギーをください」
「やりますよ!」

彼はひょっとしたら、握手するたびにそんなことを自分の胸に刻み込んでいたのではないか。

普通はニッコリ微笑んで握手する。媚びを売るような笑顔の人もいる。それに比べたらあまりにも愛想がない。そのかわりものすごい真剣さと気迫を感じた。

Asano413 原宿は若者でごった返し、改札では入場制限が出るほど。花見客も大勢だ。
(勝手連手作りの(?)巨大なオッパイに道行く若者や外人さんもビックリ!通りすがりの若者が「オレ、この人に入れよう」。外人さんも勝手連の女性と肩を組んで記念撮影。本来オッパイは平和な万国共通語なのだ。)

Asano414_1(巨大なので たたむのもたいへん!乗っかったり押しつぶしたり、20分以上も格闘していたけど…、その後どうなった?)

その後、新宿西口に移動。再び浅野さんを迎える。阿倍知子さん、蓮舫さん、湯川れい子さん、細川もりよし元首相の奥様など華やかな女性達の応援団。最後はグループサウンズのおじさま達の演奏もあったようで(私たちは近くのティールームでお茶していて聞き損なった)。

でもなんだかチラシの受け取りも反応もいまいち…。と帰りの改札口で立ち話していたら、さっき集会で出会った女性の方が声をかけてくれた。

「でもみんな黙っているけど考えていると思う。私の廻りでも〇〇〇さんに入れるって言ってます。今まではこういうこと関わったことないんですけど、なぜか今日はチラシをこんなにもらってきました。廻りに声をかけてみますね。」たまたま通りかかって演説を聞かれたのだとか。

おう、元気が出ます!

「子ども達、孫達のためですものね。がんばりましょうね~!」とおばさん達4人、手を振って改札口を離れたのだ。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

※現在東京都は都立小児病院の統廃合を進めようとしており、反対の声が上がっている。女性や子どもが福祉の目玉のようとされるのは単に看板の役割でしかないのだろうか。次の世代を育むことにお金を使わないで、何に使うの?

宮城県の借金は小児病院への道路整備のために県債を発行したことによる。それは行政として正しいお金の使い方だ。借金をしてもやらなければならないこともあると思う。

ビバ!ボランティア

「ありがたいこと。もったいなくて…。」と嬉しそうに、そしてとても恐縮して、おばあさんは取材のマイクに答えていた。
若いボランティアの男性が「どうぞ体にお気をつけて」と声をかけたときのことだ。

おじいさんも「本当にうれしいですねえ」と相好を崩している。

能登半島地震に応援に入ったボランティアの人達。全国から1000人も。

「お休みを利用して何かできないかと思って」と若い女性の方。

「以前、被災地に応援に行ってすごく必要性を感じたので、今度もきっと役に立てるのではないかと思って来ました」と若い男性の力強いコメント。

お年寄り達の笑顔と、ボランティアの人達のはつらつとした表情。ただただ頭が下がる。

温かい気持ちと、勇気、そして見ているこちらまで元気になる。
とにかく脱帽です!

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