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法律の問題

前回「心の問題」と書きました。

でも、首相が靖国神社に参拝することは、法律としての問題も大きいです。憲法に定められた政教分離に違反するからです。

憲法に、政治と宗教を切り離すよう定められているのは、苦い戦争体験から学んだ大事な原則だからです。先の大戦では、政治と宗教が結びつき、国民に大きな犠牲が払われました。そうした悲惨な状況を繰り返さないために「政教分離」が盛り込まれたのです。

その法律をあえて破る行為を、一国の首相が公然とできてしまうほど、私たち国民は甘く見られてしまっているのだなあと、なんだか情けなくなりました。
そして今、テレビをつけたらNHKでこの問題を取り上げてアンケートなどやっていました。

首相の参拝に賛成が過半数(※)。…さらにガッカリ。

でも、ガッカリしても、あきらめてしまってはいけない。というより、あきらめる権利など私たちにはありません。
「もう戦争は二度とゴメンだ!」
そうした人類全体の思いが生みだした憲法9条。この憲法9条の重みと意味は、未来の世代への誓いであり、私たちに引き継がれた責任でもあると思うのです。

(※)アンケートの結果にあまり一喜一憂しない方がよさそう。アンケートのとり方で結果はかなり違うし、アンケート結果の公表そのものがある種の情報操作になることもあるから。

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「平和」カテゴリの記事

コメント

首相の参拝に賛成が過半数。…にはガッカリしてしまいますよね。
靖国神社はただ戦没者を祭っているだけじゃなくて、
「お前ら死んだら神様にしてやるから死んで来い」
って教えられて、騙されて、脅されて、戦争に送り込まれたんですよね。
靖国神社に祭られてることをありがたがってるようじゃいけないと思うんですがね。

翌日、共同通信かどこかのアンケートでも、やはり同じような結果でした。賛成が過半数。ところが、首相が来年も行ったほうが良いと思う人は半数以下。

ということは、よくわからずに答えているようです。ムードやイメージに流されるのが一番恐いですね。

>って教えられて、騙されて、脅されて、戦争に送り込まれたんですよね。

「靖国」は人々を戦争にかり出す装置の役目ですから。賛成は20~30代の若い人が多いらしいですが、かり出されるのは自分たちだってことわかっているのかしら?

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