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オルゴール

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「おぉ、ここがあの松島なのね!」小雨に煙る海岸線には、松の生い茂る島々がボンヤリと見える。松尾芭蕉の句で有名な松島(宮城県)方面への小旅行。

雨でも観光客はそれなりに次々と改札口から流れてくる。流れに混じってブラブラ歩くうちに、遊覧船乗り場や〇〇記念館と過ぎるにつれ、だんだん観光客がまばらになっていく。

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私のお目当ては「オルゴール博物館」。ベルギー国立博物館から譲り受けたというオルゴールが134点。これもオルゴール?というような巨大な造形物(音も巨大なもの)から、優しい音色のものまでさまざま。

若い女性のガイドさんが代表的な幾つかを解説しながら演奏してくれる。お客さんはパラパラ、7~8人くらいかな。

一曲終わると、わあすごいすごいと、拍手したくなるが、誰も静かに聴いている。沈黙…。私だけ小さく拍手(ちょっと根性なし)。
興味津々、一番前に座って、動く仕組みなどに目をこらす。オルゴールブックと言って穴の空いた紙が蛇腹に折りたたまれた本が、曲の進行に連れてオルゴールに送り込まれていく。

ヨーロッパの街角の映画に出てくるようなストリートオルガンは一般市民が小銭で手軽に楽しめたもの。一方、ダンスオルガンはお金持ちがお客を招待したときに聴かせたという豪奢な音色。遊園地で楽しむような大音量のものもある。どれも郷愁を誘われるのは時代物だからというのだけではなさそう。

オルゴールというより自動演奏楽器といったほうがよいような天井高く取り付けた直径30センチもありそうな太いパイプから空気を送り込んで、笛のような音色を聴かせるもの(下の写真)。などなど、多種多様なオルゴールを聴くことができる。

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(高さ7mもある。太い管から空気を送り込んで音を出す、管楽器のような深々とした音色がいい。)

1890年代から1920~30年代のものが多い。
手入れを怠ると音が出なくなるので、ベルギーから専門家を招いて、調整してもらうことが欠かせないのだとか。

「旅の記念に残されたいでしょうから、カメラ・ビデオの撮影もご自由にどうぞ」、と張り紙まであるおうようさ。ガイドさんも二人の女性が交代で、お客の頃合いを見計らっては一日中、説明と演奏を繰り返してくれるようだ。

エジソンの古い蓄音機もあったし、技術的な予備知識があったらもっと面白く観られるだろうと思った。もちろん予備知識などなくても、もちろんかなり満足。
館内には軽食レストランもあり、ベルギーチョコも販売していた。ただ、案内パンフの写真はちょっとオーバーだなぁ。お屋敷のような建物が描かれているが、実物は道路脇のこぢんまりした博物館だった。

(ちなみに「オルゴール」はオルガンのなまった日本語だとか。)

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