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思い出映画館

最近は、一般の映画館がつぶれて、どんどんシネコン(シネマコンプレックス=一つの建物に複数の映画館が入っている施設)になっていってますね。でも、なんとなく雑然とした昔の映画館の雰囲気も捨てがたいものがあります。

     ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

それで思い出したのが、中学生の頃、よく友達同士で行った映画館のこと。もちろん、最初はおとなに連れて行ってもらっていたのだけど、だんだん慣れてくると親も適当になって、行き帰りだけ一緒。つまり送り迎えつき、そのうち友達と二人だけで行くようになった。いわば彼女とは映画友達ね。だいたい映画の趣味が一致したからかなぁ。

当時は確か、350円だかで3本立て、と言う映画をよく見ましたよ。彼女とは小学校からの仲良しで、最初のうちは私の祖母か、彼女のお母さんかがついて行ってくれた。祖母と行ったその映画館の最初の記憶は、「ポリアンナ」ヘイリー・ミルズ主演のディズニー映画だった。ポリアンナがお祭りで、大きなケーキを顔をクリームだらけにしながら食べていたシーン。シャンデリアのクリスタルを部屋中につるして、病気のおばあさんの部屋を虹でいっぱいにしたシーン。パンフレットも買った覚えが…。

通学路の途中に映画の立て看板があって、よく立ち止まっては「今度これ見に行こう?」とか、友達とおしゃべりしていたな。

当時は、アラン・ドロンとか、カトリーヌ・ドヌーブ、キャンディス・バーゲン、クリフ・リチャードとか、エトセトラ、エトセトラ……。

古い映画、名画も結構かかりましたね。「エデンの東」「理由無き反抗」「駅馬車」「風と共に去りぬ」「チャップリン」も。
「シェーン」とか、(なっつかし~い!)最後に少年が叫ぶ「シェーン」の節をまねたり。ウエストサイド・ストーリーが映画館にかかったときは、ある朝学校へ行くと、指を鳴らす練習が、あっちの教室こっちの教室で大流行。

これらの映画は、みーんな今みたいなきれいな映画館じゃないんです。ちょっと薄汚れた感じの場末の映画館で見たのでした。

そうそう、ある時、真後ろに加山雄三と小桜ようこ(字がわかりません)が座ってたことがありました。「ウエストサイド・ストーリー」の時だったかな。当時、加山さん親子は茅ヶ崎にお住まいで、私はその隣の市に住んでいたのです。

私も友達も加山雄三は知っていても、コザクラヨウコ?とチンプンカンプンでしたが、連れて行って(ついて来て?)くれた友達のお兄さんが「有名人だよ、信じられないくらい若い!」、と小桜さんを評して言うので、ミーハーな私達は、一目この目で見てみたいなぁ、っと・・・

・・・真後ろなので振り向くのをためらったけど、思い切って振り向いた!とたんに「バカ、失礼だろ(という感じで)」と友達のお兄ちゃんに、たしなめられたのでした。

あのころは片っ端から見ていたから、B級映画もいっぱいあったはずだけど、たいした映画でなくても映画の香りは充分堪能していた気がする。まさに、私の映画黄金時代でした。

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コメント

映画黄金時代かぁ・・・。
二本立て、三本立てが当たり前のころですね。
飲食自由。
名画座がなくなるのは淋しいですね。
しかも、最近は新しくなると座席指定になったりしてね。

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