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暗い映画を観ながら明るい未来を!

この間、「ミュンヘン」を観た。ミュンヘンオリンピック事件を題材にした映画である。パレスチナゲリラによってイスラエル選手11人が死亡するという悲惨な事件、その報復にイスラエル政府から密命を受けた主人公達が、逃亡したゲリラを次々に殺していくという話。(聞いただけで暗い)

実はこれを観るつもりはなくて、「オリバーツイスト」を観に行ったのに、なぜか「ミュンヘン」に入ってしまったのだ。買い物をすませて時間調整して行ったはずなのに、シネコンのチケット売り場で確認すると、何と「オリバー」には30分以上もあるではありませんか。(30分も何してるの?遅い時間だったし特に買い物する物もないし)

ちょうど、「ミュンヘン」が始まる時間だったので、そっちに入ってしまったというわけ。で、始まってすぐに、「しまった!」と思いましたね。あらすじは知っていたのにねぇ。だって、主人公が、次から次に殺していく任務を負ったとわかって、ああこれから3時間近くそれが続くかと思ったら・・。あ~あ。

私の点数は、60点かな?家族との間の葛藤も中途半端な感じがしたし、妻の描かれ方も、暴力によって家族を守らなくてはならない夫の苦しみや悲しみを、理解し慰めるのが女の役目みたいな描かれかたしかしていないし・・・。

爆発音がすごくて、思わずよけそうになってしまう迫力はすごかった。(けど、だから、なんだ?)パレスチナ人のテロリスト(と言う表現がよいのかどうか迷うところですが)役の青年の瞳と存在感が印象的だった。(ほんのちょっとしか出てこないけどね、)

見ていて思ったのは、イスラエル、パレスチナ、この対立の構図を解くカギは、暴力の中からは決して見つからないことは確かだということと、それは彼らが一番よく知っているのではないかということ。でも、それ以外の方法を知らないから(私たちもまだ見つけていないから)、暴力の応酬を繰り返すしかない。

世界のどこかに、暴力以外の対立を解く希望の光が見つかれば、それは世界中のいろいろな対立を解くことができる、と確信を持った。

私たちの平和憲法には、「地球のどこかにたまたま咲いた軌跡の花=希望の光を放つ花」そんな役割があるはず、と血なまぐさいスクリーンを見つめながら、思わずにはいられなかった。世界のどこにもないことを堂々と主張すればいい。バカだなんだ言われたって、堂々と暴力を用いないで対立を解決する方法を、主張し続ければいい。そして、仲良くしていく方法をドンドン提案し続ければいい。必ずその成果は花開くから!

評論家の犬養道子さんが、パレスチナとイスラエルの青年達を、一つ屋根の下で教育するスクールを開いている。犬養さんは「犬養道子基金」を基にやっているわけだけど、そういうことに、世界がもっともっとお金を使えばいいのにと思う。戦車や爆弾に使うのではなくて・・。

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原題: 「Munich」 2005 監督: Steven Spielberg キ [続きを読む]

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