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浜辺のオシャベリ

さて、前回の沖縄の浜辺での続き。

米軍基地に関して書きたかったのは、ちょうど沖縄に行くその日、沖縄の海兵隊を7000人グアムに移動させるための費用を、日本が負担することに決まったという報道があった。それも、現行の法律では不可能なので、特別に法律をつくって、移転費用と、グアムの受け入れ施設建設費用を全額負担してあげるのだそうだ。アメリカ本土に作る米軍の施設を日本が作るのだ。どこまでお人好しか(イヤ、バカか)(イヤ国民をなめている)!

飛行機に乗る前にこのことを知ったのでどうしてもこれはBさんと話をしたかった。だから、辺野古に行けたのも必然だったのかもしれないと、これを書いている今は思う。

Bさんのご主人が用事を済ませてこられる間、私たち二人は近くの浜辺でノンビリおしゃべりしていた。

umi1 umi2

umibarutansan夕方、陽が傾き始めるまで、あっちこっちと木陰に移動しながら、2時間くらいオシャベリしていたかなぁ。

で、米軍の移設費用を日本が負担することに、私はなぜそこまでするのかと、疑問と同時に心底、怒りを感じる。教育や福祉の予算はドンドン削られるのに、なぜそんなにしてまで外国の軍隊を厚遇するのかと。こういう国に愛国心を持つことができる?

私が住みたいのは、もっと一人ひとりを大事にしてくれる国だ。そういう国ならば自然に自分には何ができるかと、地域や社会貢献も自分たちのこととして考えることができる。そのためには、国が個人をまず大事にする姿勢を持っていることが大前提だ。軍隊よりも、平和のために日本は何ができるかを考えなくては。

スマトラ沖地震の時だったか、日本はバングラデシュが支出した支援金の80分の1だったかしか出さなかった。日本とバングラデシュの経済格差を考えると、国の負担感の差はもっと大きい「なくても与えよ」とは、マザーテレサが貧しい現地の人から直接教わったことだという。一家の一食分しかない一袋の米を持っていくと、ありがたがってすぐに隣家へそれを分けて持っていき、何遍もお礼を言われたのだという。

豊かなはずの日本が、心が貧しくなっていくとしたら、国の姿勢そのものを正すことを私たち市民がもっと意識しなくてはならないと思う。今のままではやることがまったく逆ではないか。お金の使い道が間違っている。

話がずれました。

浜辺の会話はもっとのんびり。

理屈ではなく、イヤなものはイヤでいいと思う。戦争はイヤという気持ちだけではどうしていけないのか?気持ちをもっともっと大事にしたいね。難しい話をしないと政治に関われないなんておかしいし、実際、政治家がおかしなコトをやって結果的に犠牲になるのは、専門家でもないし難しい話は苦手な私たち市民なんだから。

なんかできないかなぁ。自分たちらしい意思表示。「デモのシュプレヒコールも苦手だし…。」「そうそう、あれね。『○○は△△しろ~!』みたいな。私も苦手、あれは自分の言葉としてしっくりこないもの。」

な~んか文章にすると堅苦しいけど、ぜんぜんそんなんじゃなかった。Bさんの自然体の雰囲気が、和んだ空気をつくってくれたのかもしれない。

nami kaigara

この間2時間くらい、地元の、犬を連れて散歩に来た人とか、手ぬぐいをかぶったオバサンとかがチラホラと、全部で10人もいなかったかも。ほとんど人影もない、静かな浜辺の極上の時間。

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「平和」カテゴリの記事

コメント

Bです。
うちの夫は、あの海をさくら子さんにぜひ見てもらいたかったのだそうです。
沖縄でも自然のままの海岸線はほとんど残っていません。どこも護岸工事の餌食になってしまいました・・・。

そうだったんですか~…。
あの海は沖縄のどこにでもあるわけじゃあないんですね。

貴重な海!!
も、もしかしたら、…今度行ったときにはボーリング調査とか始まって、
あの海が見られなくなるなんてことにならないとも限らないわけ?
ウワ~、どうしよう。

あそこは絶対、知る人ぞ知る自然食レストランとか、こだわりの食堂とか、オキナワンな粋なカフェとか、
それこそ開発され過ぎず、ひと味違った観光やリゾートに絶好の土地。
あの海をなくしたくないね。宝物だし財産だよね。

だんなさんの食堂作戦、がんばってねぇ。
みんなで知恵を絞って、基地よりこっちがいいという魅力的なアイデアでドンドン盛り上がるといいね。

11/7の東京新聞に基地問題が結構しっかり書かれていたのよ。ちょうど車で案内していただいた、
大浦湾のリゾートホテル(カヌチャベイ?)とか、あの工業高専とかも載ってました。
北部振興策で99年からの5年間で450億円が投じられたのだとか。
NTTの番号案内センターと国際海洋環境情報センターだとか、
車で周りながら「あちらこちらのデッカイビルは何だね?」と言っていたのがそれらしいです。

緑豊かな小高い丘の中に、突然現れるあの建物が450億の成果ならちょっと淋しい。
とても、意味のあるものとは思えなかった。
NTTの番号案内センターがあそこにある必然性とは?

基地誘致賛成派は北部振興策としてまたしてもお金を落としてもらうことをねらっているわけだけど、
沖縄の中での南北格差を考えたとき、むしろ南部の方が安全な観光地として
イメージアップしているんじゃないのかなあ。

美しい海を見てもらおう。それが一番だ!
ちょうど私がいっぺんであの海のファンになっちゃったようにね。

現地を見てくるとホント他人事でなくなるのよね。


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