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小学生の「こんにちは~」

家を出て駅へと急いでいたら、近所の子どもらしい小学生の女の子が二人、笑顔で追いかけっこをしながら飛び出してきて私の横を通り過ぎた。「こんにちは~」「こんにちは~」と。笑いながら風のように過ぎていった。

顔見知りでも何でもない。一瞬「え?」と思ったが、すぐさま「今日は」と返事をした。

女の子達は、バタバタと走って細い路地の奧に消えた。アッという間の出来事だった。

でも、何となくほのぼのと良い気持ちだった。子ども達が巣立ってしまうと、普段地域の人とふれあう機会もめっきり減ってしまうが、小学生の挨拶一つで何だか自分も地域の一員に迎えられたような気になるから不思議だ。

誰でも、挨拶をされてイヤな気持ちになる人はいないだろう。学校で「挨拶をしましょう」と言われているのだろうが、むしろ私たちおとなの方が見習わなくてはと思う。

おとなの方が、知らない人に「こんにちは」と声を掛けるのは勇気がいる。たとえば、顔見知りでない近所のお年寄りが玄関先で水まきをしているとき、定年退職らしき旦那さんが側溝の落ち葉を掃除しているとき、あるいは駅前の植え込みを掃除してくれるボランティア集団に出くわしたとき、あるいは工事の交通整理をしているガードマンに対して、また、踏切で通勤の人を優先して通し、自分は横によけて待っていてくれたお年寄りに対して、またはコンビニのドアを次の人のためにちょっと振り向きながら支えてくれていた人に対してなどなど、挨拶の機会はあちこちにありそうだ。

ほんのちょっとのことだけど、声に出して挨拶ができたらいいなと思う。

挨拶だけでなく、声を掛けることが大事だと思わせるこんなできごとがあった。先日、電車で立っていると、冷房が入っているにもかかわらず目の前の窓が二枚とも開いていた。通勤ラッシュの時間帯に暑くて開けた窓が、そのままになっていたもようだ。他の窓はすっかりしまっている。エアコンの風が吹き付ける中で、窓から暖かい空気が入ってくるのをそのままにしているのはどうにも居心地が悪い。気がついているのかいないのか、立っている人の誰からも何の反応もない。で、閉めようと思った。目の前には学生風の若者が二人座っていた。「ちょっと失礼」と声を掛けて、窓を引き上げようとしたが、閉まらない。肩に掛けた重たいバッグがずり落ちないように肩で支えながら、中腰で窓を引き上げるのは容易でない。(ア~、私も力が落ちたな~、と嘆きつつ)数回試みて無理なのであきらめた。

今思ってみると、ひとこと「手伝ってください」と言えば良かっただけのこと。

私が窓に手を伸ばすと、チラと見て、体を斜めによけた二人の若者に対して、(気が利かないわね。よけるだけでなくて手伝ってくれてもいいでしょ?みんなの省エネのためよ。)と内心思っていた私。

でも、不満に思う前に声を掛ければ良かったのだ。「手伝ってくれませんか」と。

(反省。また、子どもに教えられた。…今度は、言うね!)

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