« BGM | トップページ | 花一輪のひとこと »

直径1メートルの地球

050723_1506002 今日は台風一過、…カンカン照りの暑い一日だった。

近所の空き地には、おとなの背丈よりはるかに伸びたヒマワリが、我が世の春(夏?)とばかりに、咲き競っている。暑さの中でも植物を目にすると、なぜかホッとする。

そういえば、東京からやってきた人が、「埼玉に来ると植物の匂いがしてなぜかホッとする」と言うのを耳にしたことが何度かある。

日頃この土地に住んでいる者には、植物の匂いと言われてもあまりピンと来ないが、初めて駅に降りた人は植物の匂いを感じてホッとすると言う。そういえば私が沖縄に行ったときに、同じように植物の匂いを感じて、心和む思いがしたのを思い出した。私たちは植物によって癒されていることを、日頃なじみのない土地に行ったときに、改めて気づかされるもののようだ。

ところで、青森県六ヶ所村に閉鎖空間で植物を育てたり、居住する実験施設があるらしい。

「青森県六ヶ所村に究極のリサイクルシステムを研究する閉鎖型生態系実験施設“ミニ地球”((財)環境科学技術研究所)がある。」(ホームページより)

将来の宇宙開発に備えて必要な実験なのかもしれない。でも、現在住んでいる地球を、自然の生態系や環境、そして人や文化までも破壊しておきながら、その一方で「ミニ地球」などという発想は、どうにも奢りのようにしか聞こえない。

地球に似たような物はできるかもしれない。でも地球そのものはたとえ「ミニ」でも絶対につくることはできない。だからこそ、宇宙に飛び出す実験よりも前に、全力を挙げて取り組まなければならないことが山ほどあるのでは、と思ってしまう。

地球がもし直径1メートルくらいで、私たちの目の高さくらいに浮かんでいたとしたら?私たちはきっと地球をとてもとても大事にするだろう。

そこには海や山や砂漠、緑のジャングルも見える。人や生物が生き、宮殿や美しい装飾、ダンスや音楽もきこえる、地球上に繰り広げられる限りないエネルギーの流動。これ以上の宝物があるだろうか。「直径1メートルの地球」、そんなイマジネーションが今、必要なのかも。

« BGM | トップページ | 花一輪のひとこと »

「植物」カテゴリの記事

「環境」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73432/5184785

この記事へのトラックバック一覧です: 直径1メートルの地球:

« BGM | トップページ | 花一輪のひとこと »

2014年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30