« 歩いてたら揃っちゃった! | トップページ | 危険な技術はNO! »

Shall we dance?

Shall we dance?

役所公司主演のオリジナルの日本版は、たまたま観る機会があって、10年くらい前だったかな、出来た当初に観ました。この度アメリカ版を観ました。どっちがどう?と聞かれると、日本版はやはり日本版、アメリカ版はやはりアメリカ版というのが一番当たっていると思います。(当たり前すぎて答えになっていない?)

ではこんな表現ではどうかな。オリジナルの日本版はたとえて言えば、ちょっとうつむき加減にはにかみながら「Shall we dance?」の感じで、アメリカ版は元気な笑顔で真正面から「Sall we dance?」という感じ。わかります?

私の好みから言えば、う~ん、どっちもそれぞれいいけど、アメリカ版かなぁ。全編ダンスのリズム感に満ちているところはやはりボールルームダンス発祥地の血が流れているノリの良さだと思う。家族の交流も日本版より濃密に描かれている。そして温かみがある。それはヒロインのイメージの違いによるところも大きい。アメリカ版は登場人物の人間関係が皆、最後にはダンスの取り持つハッピーエンドになっている。(オリジナルはそこまで描かれていなかったと思う)彼我の違いであると同時に、作られた年代の差もあるかもしれない。日本版が出来た当時からは、たぶん10年くらい開きがあるので、それだけ人間関係の親密さを求める度合いが高まっている(それだけ現実には人間関係が希薄で厳しい?)時代になっているのかもしれない。と考えるのはウガチ過ぎでしょうか。

人の描かれ方は日本版の夫婦の状況よりも、アメリカ版の方が自分に正直で率直で好ましく思えた。それから私なりにちょっと違った角度で観ていて面白いと思ったのは、コミュニケーションの仕方。映画だからということを差し引いても、ちょっと参考になりそうな場面が幾つかある。たとえば、会社で同僚社員が自分の陰口をきいているのを耳にしてしまった社員の一人(リチャード・ギアのダンス仲間)、すごすごと隠れるのでなく、逆にドアをバンと開け放って入ってきて、言い訳する一人の女子社員の手を取って相手を椅子から立ち上がらせ、ダンスのステップで一廻しして、捨てぜりふを残し消える。部下のこの行動に上司(リチャード・ギア)もしてやったりとニンマリ。

これなど実際には出来ないかもしれないが、こんな陰口への対処の方法だってあるんだ、と参考になった。あと、ユーモアのセンス。思ったことをハッキリ語る一方では、それをユーモアで中和する余裕も重要だとわかる。たとえば、駐車場で後ろに車が数珠つなぎになっているにもかかわらず、夫婦げんかを止めない夫婦に管理人が言う「そこのフレッド・アステア、車を出してくれ!」(リチャード・ギアはダンス用のタキシード姿)

シートに座って足がリズムを刻んでいたのはやっぱり映画が楽しかったから。こんなファンタジーもときにはいい。というよりファンタジー大好き!映画館から外に出たら、日が長くなりましたね、まだ明るくて水色の空には、あかね雲の残照と薄紫のすじ雲、さわやか~な夕暮れどきでした。

saradana2 緑のコサージュ!

何でしょう?

saradana3 そう、サラダ菜で~す。

« 歩いてたら揃っちゃった! | トップページ | 危険な技術はNO! »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 歩いてたら揃っちゃった! | トップページ | 危険な技術はNO! »

2014年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30