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キャベツの値段

キャベツが採れすぎて大暴落、農家はブルドーザーで処分しているとニュースが伝えていたのは一昨日。農家のオジサンが「つぶすときはキャベツの悲鳴が聞こえるようだ」と嘆いていた。今は、つぶすといってもグチャグチャにするのでなく、細かく粉砕される感じで、ブルドーザー(?)が通った後の畑は、薄緑のフカフカの絨毯のようだった。

そして今日、スーパーにはキャベツが山のように積まれて一個なんと88円!それも大きくて、巻きの堅い上等のキャベツが。普段ならゆうに倍はする。ブルドーザーにつぶされた光景を思い出し、つい買ってしまった。私が一個買ったからといってどうなるものでもないのに。そして夕食には献立とは関係なく、千切りキャベツの一皿を。(千切りキャベツを目にすると、豚カツかコロッケがあればなあと思うのは条件反射?)

一生懸命育ててさあ収穫という段になって、自分でつぶさなくてはならない農家の人の気持ちってどんな思いだろう…。同じようにかつて牛乳が捨てられたりしたこともあった。システム上、仕方なくおこってしまうことなのかもしれないが、何とかならないのかなあ。「もったいない」し、作った人の気持ち・意欲にも大きく影響する。地域で採れた物を地域で消費しているときにはなかった問題なのはまちがいない。

そういえば、お世辞にもきれいとは言い難い雑然とした、けれど面白い店が近くにある(歩いて20分)。野菜を中心に食品を売っている。私は安いのと思いがけず掘り出し物に巡り会うので、ときどき寄ってみる。近隣の農家で採れた野菜を中心に関東近県の物を扱っている。無造作に束ねたり、簡易包装で台の上に並んでいる。レジ袋一杯の野菜を買っても500円とか700円とか、1000円は絶対に行かない。枝豆一束88円、小ぶりの桃は2個150円(見た目はいびつな形だがおいしかった)、長ネギ一束55円とか。トマトは中くらいの大きさが5,6個一袋で150円。緑と赤のコントラストが鮮やか。新鮮な形と色つやから、今朝まで畑の枝になっていたに違いない。

こういう店で姿形とは関係なく、おいしい野菜や果物を見つける楽しさはまた格別!もちろん千切りキャベツもおいしく頂いた。当分キャベツ料理が続きそうだ。

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コメント

 うーん、なりすぎたキャベツをブルドーザーでつぶしたりするのを見て「何かおかしい」と感じるのは、それが一種の暴力(あるいは力の乱用)だからなのだと思います。じゃあ、どうすればいいのか今はわからないですが。

なあるほど、暴力ですか。分かる気がします。
物言わぬキャベツが犠牲になったってわけですよね、この場合。そう考えると農家のオジサンの「キャベツの悲鳴」が、妙にリアルで恐くなる!

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