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慰霊の日

今日、6月23日は沖縄戦慰霊の日。

琉球新報の「沖縄戦新聞」は、昨年7月から月一回の連載で、現在の視点で当時の様子を伝えたらどうなるかという試みをしている。大本営発表でない新聞記事をというわけだ。(モノクロ画像、右上の新聞紙面をクリック。PDFファイルです)

一方沖縄タイムスも「戦後60年平和ウエブ」を立ち上げている(トップページ下方の「戦後60年…」のバナーをクリック)。語り継ぐ未来への一歩を伝える記事<連載[祈りをつなぐ](2)「ひめゆり」から未来へ 新しい語り部 体験なくとも思い熱く 欧州で大事さを認識>など。

以前、参議院議員(元沖縄県知事)の太田昌秀さんの講演を聴いたことがある。太田さんは話の中に何度も出てくる犠牲者の人数を、その度に「何十万…何百何十何人」と語られていたのが印象に残る。概数でくくれない人の命だ。

60年前の戦争、そして連日のように報道される、現在の「生命にまつわる」悲惨な事件。そんな中、「いのちってなんだと思う?」と訊かれた小学生の言葉。「いのちって、つながりじゃない?」をふと思い出し、勇気づけられる。

15才の少年の事件、若い人に意見を聞いたら「分かる気がする」と言った。「ずっとたまっていたんだろうと思う」と。多くの同世代の若者に、濃淡はあるが理解できる心境なのかもしれない。教育関係者は「普通の子だった」と言う。だから問題の根は深い。

こういう日は気が重い。楽しいことを探そうとしても気が乗らない。こういうときはしかたない、そのままの自分でいる。明るいことの書けない日は書くのをやめようかと思ったけれど、まあ陽もあれば陰もあるということで…。それでも食事どきは、シークレットガーデンのアルバムで気分転換、ちょっと元気、そしてこうして書かせてもらってだんだん元気になる。さあ、明日も気分一新、若者の一歩を応援しよう!(なんて、自分が応援されてるようなものだけれど…)


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「平和」カテゴリの記事

コメント

<他人事>
最近の子供のはなし 「あなた達はご飯を誰に食べさせてもらっているの?」と尋ねたら「お母さん」と答えたという。
 「それならお母さんは誰のおかげでごはんを作ることができるの?」という答えに「スーパー」と答えた。
 あまりにも平和で豊かな暮らしの中で全く苦労を知らずに育った子供たちには暮らしがどうなってできているのかわからない。
 15才ともなれば昔は元服(一人前)の年齢である。
 自分が人を殺せばどうなるのか?この先親なしでどうやって生きていけるのか?
 犯罪を犯したらどうなるのか?刑務所に行かねばならないのか。
 刑務所と言うところはどんなところなのか?世間の人は自分に対してどう思うのか?
 クラスメートや友達はどんな気持ちで自分をみるのか?そんなことは考えない。
 おもしろくないから、邪魔になったから、憎たらしいから・・・・だから殺した。きわめて簡単である。前後の事情も他人の思いも考えない。  尼崎の列車事故でも惨状であえいでいてもほったらかしで他人事で職場に向かってしまう。
 こらだけの死者を出した事故がおきたにもかかわらず、宿泊飲酒していたことがばれた近鉄、JRの事故は他人事。
 「寒さに震えた者ほどその冷たさを知るものはいない」と言う諺があるがその冷たさを真剣に受け止めようとしている戦後生まれの初の「ひめゆり」説明員が誕生した。
 沖縄県糸満市ひめゆり平和祈願資料館の説明員は現在19人。
 「皆さんの体験を口にしてきた重みを背負いたい。」28才の仲田晃子さん。
 沖縄の悲惨さを他人事とせず、自分たちの事として『ぬちどうたから(命こそ宝)』という思いからということである。
 頼もしい限りである。

社会のきしみは一番弱いところにしわよせがいく。…少年犯罪のたびにそれを思います。被害者はもちろんのこと、誤解を恐れずに言えば、加害者もまた一面で被害者であるのが子どもや少年の事件のように思います。
無気力と言われる若者達も、よく話してみると、本当はそれぞれ悩みながらも、少しでもより生き生きとした人生を送りたいと願っていることがわかり、そんなときはこちらもやはりホッとします。

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