放射線量測ってみました。

先日、さいたま市から仙台方面に向かって東北自動車道を走る機会がありました。その折り、助手席で線量計を外気の吹き出し口に置いて、時々チェックしながら行きました。
その時の数値の報告です。

ちなみに自宅周辺では、おおむね0.15~0.18くらい、数値の一番高かったのが、公園の砂場の地上1㎝で0.2でした。その時々で数値のばらつきは多少あるものの、雨水の溜まりそうなベランダの雨樋下などを測っても、室内とほぼ同じ値で、用水路や道端の草むら近くも大きな数値の変化はありませんでした。あまりにも変化がないので、「本当に測れてる?」と疑問に思ってさえいたくらいです。

出発前に、とりあえず車の座席下のマットや、エアコンの吹き出し口の計測をしてみたところ、室内と同じ0.15~0.16付近の値を確認。その後、出発しました。

途中、佐野インターチェンジ付近で、0.13と数値が下がり、結局この値は、この日一番の低い値でした。そのまま栃木県内は順調に低い値を続け、那須高原にさしかかったところで、急激に数値が上昇。0.3前後の値。以後、郡山、福島、本宮(いずれもインターチェンジ付近)では0.4前後、一番高かったのが二本松の0.5でした。

0.32。0.38・・・などと実際の数値は常時細かく変化していますが、あえて大ざっぱに捉えています。福島県内に入ってからは0.3以下の時はありませんでした。0.3~0.5前後といった感じでした。数値が下がったのは、白石(宮城県)あたりからでした。白石も宮城県の中では線量が高いとされていますが、インターチェンジ付近は0.13くらいに下がっていました。

赤や緑等に色分けされた放射線量マップを思い出していました。あそこに描かれた汚染度合いが、そのまま計測値に反映されていることを実際にこの目で確認することで、見えない放射線を初めて実感したという感じでした。同時に、避難区域や避難準備区域ではないとは言え、やはりこれらの高い線量の場所に住み続けることは、政府の言うように安全とはとても思えませんでした。とりわけ子ども達にとっては。

手持ちの線量計(ロシア製SOEKS-01M )は多少数値が高く出る傾向があると言われているので、実際の放射線量がこの通りかどうかは分かりませんが、少なくとも、比較してみるには問題ありません。今回走った東北道の数値の高い所は、さいたま市の数倍はあると言えそうです。さいたま市内であれば、年1ミリシーベルトの規制値内に納まるとして、上で測った高い所がその3倍となると、明らかに年1ミリシーベルトは超えてしまうように思います。

「大丈夫ですよ~。遊びに来てください」と笑顔で語った本宮に住む若い友人の顔が浮かび、胸が痛みます。数ヶ月前、「今の場所、子どもや若い人には特に危険だと思うよ」と言ったときに、こう言って軽く流されてしまったのですけれど・・・。

もうすぐ一年

あの日からもうすぐ一年が過ぎようとしています。この一年、私はどう過ごしてきただろう。

アッという間の一年だったような。世界がひっくり返るような大災害大事件なのに、以前と何も変わっていないかのように日々動いていく世の中を見ると、不思議な気がする。

そんなとき、こんなニュースが。

中高年の星?!

新聞記事だからしばらくしたら消されちゃうのかな。お早めにどうぞ。

ザ・特集:沢田研二さんに会いに行く「震災」「脱原発」への思い 自分の言葉で歌いたい (毎日新聞)

Q:生々しいことを歌うには勇気がいるのでは?

「いや、こっちに邪気がなかったら大丈夫なんです」

「我が窮状」もそうだったけど、どんなときも自分の言葉で語る(表現する)ことが大事だし、そうすれば何も恐れずに表現することができると教わる。

「テント」は右も左もなく

右翼も左翼もありません。脱原発は一つです。

「経産省前のテントを撤去しないでほしい」と民族派新右翼(と称される)の方々が、枝野経産大臣に要請書を届けました。田中龍作ジャーナル(11月16日)
その後テントを訪ねて、元バリバリ左翼のSさんとご対面。Sさんとはエールを交換し合ったそうです。どちらも私は存じ上げませんが、右も左もなく、イデオロギー抜きで原発廃止に協力し合えるのなら大大大歓迎です。

「テントは既に国民の声を政治、行政に伝える場として存在している。平時は不法占拠となるが、原発事故の完全な終焉までは非常時である」として、「撤去作業を慎んでいただきたい」…by民族派新右翼さん。グッジョブ!!

テントは静かに、着実に、全国の脱(反)原発の拠点として広がりを見せているようです。以下は「たんぽぽ舎メール通信」掲載の<テント日誌>」です。
-----------------
<テント日誌>

今日の経産省前テントひろばは、平和な一日でした。
寒さの厳しい朝にかかわらず、9時過ぎから座り込みを始める人がおり、ひとり、またひとりと増えていきました。お昼ころには7人くらいが座り込んでいました。

愛知から来た男性は用事のついでに寄ってくださり、お菓子の差し入れも。反原発のステッカーを置いていってくださいました。

日中は、毛布や手袋の差し入れも頂き、大変ありがたかったです。寒さが厳しさを増す中、風雨に弱いテントをいかに補強し、宿泊や集会を快適に行うことができるかが課題です。

午後18時ころには、東京電力本社前にて「TEPCO kills US」というテーマで、反原発パフォーマンスをしたアーティストの方々(主催は、「原発いらない全国の女たち」座り込みアクションで、絵を描くパフォーマンスをした増山麗奈さん)がテントひろばの座り込みに加わり、ますますにぎやかになりました。

  この日は、栃木や茨城、東京から兵庫に避難されている方、医療関係の方がいた関係で、放射能の危険性について率直な意見交換が行われました。
また、個人的に東海村の村長に手紙を送った方が、村長からの返事を読み上げ、村長に対する支持を呼びかけました。

夜は、飲食物の差し入れが多くあり、その場に集まった20人ほどのみなさんで分け合い、思い思いに語り合いました。ここが霞が関の真ん中で、日々権力と闘争している最前線の拠点であるということを一瞬忘れそうなほど、穏やかな時間でした。

しかし、テントひろばに集まる方々は、テントひろばの存在意義を強く認識されており、口々に持続させたいとおっしゃっていました。また、どうやって原発を止めればいいのか、どうやって生きていけばいいのか、穏やかな交流の中で、真剣に話し合っているのです。

人の輪は確実に広がっています。「反原発のみんなのひろば」である経産省テントひろばは、まさに「みんなのひろば」になりつつあります。(文責 ひまわり)

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転載終了。

祈りとアピール

お久しぶりです!

111108b

先日、友人たちと、2回ほど経産省前の座り込みに参加してきました。
1回目は全国の女性達が福島の女性達の座り込みを応援する期間でした。現場に足を運んで思ったことは、経産省前の座り込み応援テントは、「脱原発」と「人権尊重」の拠点になっていると感じました。生命や人間性を取り戻すための、各地の闘いのアピールの場にもなっていました。(写真はいずれも2回目の時。全国の女性達が座り込んでいた時はもっと大勢でしたよ)

111108c

日本山妙法寺のT住職の読経は、1時間以上もずっと、力のこもった低い声で続いていました。

111108a

住職の読経の向かい側はこんな感じ。話しかけた人によると、お巡りさんは優しかったそうですが・・・。

国有地だから私物化するなということのようですが、それを言うなら、国民をだまして原発推進のために政治を私物化したことの結果を、しっかり償ってからにしてほしいものです。事故の収束どころか、汚染の実態も対処もできていません。放射能の占拠率は経産省の土地の一部使用どころじゃないです。子ども達の命と未来が掛かった問題なのです。

14日にはついに実力行使に出てきたそうですが、ここからが正念場。がんばりましょう!
<いろいろな形で>(←それぞれができる範囲でね ^ ^)応援しましょう!

以下、メーリングリストからのお知らせです。
-------------
【転送・転載歓迎】

<11・11-12・11 再稼働反対!全国アクション : http://nonukes.jp/ >

「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!12・11デモ」(仮)

★12月11日(日) 
・午後1時:東京・日比谷公園(霞ヶ関駅)に集合、集会開始
(原発現地からの参加・発言も予定)
・午後2時:デモ出発

東京電力を始め、日比谷、有楽町、東京駅、大手町に散在する各電力会社(再稼働が早いとされる四国電力、関西電力などを含む)前を通り、最後に経産省を包囲デモ、経産省正門前にゴールするコースを検討。

★翌日12日(月)
・各省庁、電力会社に対する省庁交渉及び要請行動を検討中。

※詳細が決まり次第ご連絡します。

11月11日、冷たい雨がそぼ降る中、経産省・保安院は9・11に続いて「再稼働反対」を掲げる「人間の鎖」によって完全に包囲されました。
( http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY201111110538.html )
玄海原発4号機の強引な再稼働、ベトナムなどへの原発輸出の加速、「避難させずに除染」キャンペーンなど「原子力ムラ」による逆襲が続いています。「人間の鎖」の成功をはずみに、経産省・電力会社に再稼働の断念を強く迫りましょう! 今度は12月11日、全国から電力会社・経産省を包囲する大きなデモを実現したいと思います。ぜひご参加ください。

【呼びかけ】 11・11-12・11再稼働反対!全国アクション実行委員会
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
 (TEL) 03-6424-5748    (FAX) 03-6424-5749
  (E-mail) contact@2011shinsai.info
 【ウェブサイト】 http://nonukes.jp/
 【ツイッター】 @1111nonukes

◆11・11~12・11は「再稼働反対アクション月間@経産省前テント」
http://2011shinsai.info/node/1088

皆さんの様々なアクション企画(座り込み、抗議アピール、デモ、ライブ、上映会、学習会、青空講座、展示、交流会、カフェ、経産省への大声大会など)を募集します。
【連絡先】 070-6473-1947  tentohiroba@gmail.com
        http://tentohiroba.tumblr.com/

◆ぜひ各地でも、再稼働反対の「11・11-12・11」アクションを!

【アクション登録はこちら】
→ http://nonukes.jp/admin/regist_action_form.html
「11・11-12・11」はじめ、年内の再稼働反対・脱原発の各地でのアクションを登録して下さい。ウェブサイトの地図上に反映されます。

--------転載、以上。

脱原発をめざす女たちの会

またまたご無沙汰してしまいました。お変わりありませんか?

キンモクセイも散り始めて、栗の実が大きくなってきました。すっかり秋ですね。

相変わらず、放射能や原発のこと、福島の子ども達のこと、気がかりがそのままになっています。そんな中、女性の声を結集しようという会が立ち上げられます。
少しでも流れを変えられたらいいなと思います。

脱原発をめざす女たちの会 

先日、呼びかけ人による記者会見の模様をネット動画で見ました。メディアの注目度はあまり高くなく、呼びかけ人の発言もそれぞれだし、記者からの質問への答えも微妙に(大幅に?)ずれている方がいたり(苦笑)と、・・・ある意味、型破りで、ゆる~い記者会見でした。

最初は「これでいいのか?!」と心配になったのですが、いやいや、むしろこのハチャメチャなわけのわからなさ、何でもいいから「ダメなものはダメ!」と言ってしまう強引さ、とにかく始めてしまうパワー、これこそが今まさに求められているのかもしれないと思いました。

ともあれ、アクセスしてみてください。呼びかけ人には吉武輝子、福島瑞穂、湯川れい子さんなど。賛同人には吉永小百合、竹下景子さんといった方たちも名を連ねています。賛同カンパは任意のようなので、賛同の意思表明だけでもどんどん増えるといいなと期待しています。

また、キックオフ集会が開かれます。

・日時:2011年11月23日( 水・祝)
        開場:午後1時 開演:午後1時30分
  ・場所:座 高円寺2
(杉並区立杉並芸術会館地下2階)
              
JR中央線高円寺駅北口徒歩5分(地図)
 
・参加費  1000円

詳細は上記サイトでご確認ください。

よろしければ、皆さまのお知り合いやお友達に、ブログやメールで、ぜひお知らせください。よろしくお願いいたします。

オンライン署名のお願い

またまた長らくのご無沙汰で失礼いたしました。いつもご無沙汰のお詫びばかりしている気がしますが・・・。本当にすみません。

さて、やはり気になるのが原発のこと、放射能汚染のこと。グリーンピースのオンライン署名に協力要請が来ていますので、よろしかったらお願いします(9月30日締め切りです)。
「2012年、すべての原発を停止してください」

ページを開いたら、すぐそのページ内で署名できます(10000筆目標の現在8300筆余りです)。グリーンピースはこの署名提出と同時に『自然エネルギー革命シナリオ』というのを提出する予定だそうです。これは、2012年春までに、国内のすべての原発を停止することで、経済も雇用も活性化し、電力もCO2目標達成も心配ないことをデータに基づいて示すものだとのこと。

これがベストの提案というわけではなくとも、より良い選択肢の一つとして、大いに議論される土台となってほしいと思います。こうした提案がさまざまに出され、検討され、脱原発への流れが具体的に加速し、どんどん力強くなってくれることを望みます。

そうでないと、いまだに原発推進したい人や、原発中心は嫌だけどエネルギー供給に不安があるから当分は原発を、という声にこのまま押し切られてしまうのではないかと心配します。

6万人の脱原発デモが掲載されない新聞やテレビが未だにあることは、まだまだ原発維持・推進の力が衰えていないことを物語っている気がするのです。

ご無沙汰しました!

残暑お見舞い申し上げます。

すっかりご無沙汰してしまいました。公私ともにいろいろバタバタしていて、あっと言う間に7月、そして8月もお盆休みへと突入して、蝉時雨が夏も後半を告げる頃となってしまいました。

いつもの年と変わらない真夏の日射しです。
田んぼは青々と稲穂が揺れて、収穫の時を待っています。
でも、今年はのんびり夏の風景を眺めることができません。
東北では身を切られるような思いで、手の付けられていない田んぼを眺めている人達が大勢いることだろうと思うと・・・。

ラジオからは北海道の市民団体から招かれてやってきた福島の子ども達が、戸外で歓声を上げる様子が伝えられていました。ここでは長袖も、マスクもいらないし、思い切り外で遊ぶことができるのです。日本各地で、こうした福島の子ども達に束の間でも心と身体を休める機会をと支援の動きがあるのは、少し救われた気持ちがしますが、もっと抜本的に状況を改善しないと大変なことになるのに、と気が気ではありません。

ことは福島に限りません。私たちの置かれた現状の厳しさは、日を追うにしたがって明らかになってきています。厳しい現実をしっかりと見つめつつ、ふだんの生活も浮き足立たずにやっていく。そんな腹の括り方が求められる時期になってきたように思います。

首都圏の土壌汚染について、市民が1万5000円ずつ出し合って調査したとのこと。ありがたいことです。

首都圏の土壌調査結果(PDFファイル)

調査団体はこちらです。
放射能防御プロジェクト

上の表で、一つ注意する点が。
表に、チェルノブイリとの比較がありますが、避難区域分けが正しくないのもありそうです。チェルノブイリの場合はセシウム137のみの/㎡の値なので、セシウム134と137の合計に0.55を掛ける必要があります(セシウム総量の大体55パーセントがセシウム137の割合だそうです)。

すると、
例)埼玉県三郷市 919100×0.55=505505 
チェルノブイリでは555000以上が「第2区域」=一時移住地域=義務的移住区域なので、この場合は第2区域であっていますが、・・・

たとえば、東京の上から2段目、江戸川区臨海町の場合、240045はセシウム137のみに換算すると132025になり、第3ではなく第4区域になるのではないかと思います。
(計算、間違ってないですよね?)

いずれにしても、まったく検出されない所とかなり高濃度に汚染されている所が、混在しているのが何とも不気味です。これが現実なのですね。

こちらもお時間があったら、見てみてください。お時間のない方は、後半の質疑応答だけでも、調査の実態がわかり有意義に思います。
発表記者会見

実際に計った中学の先生が「公的な機関は計った値の一番低い数値を発表しているのであてにならない」と言われています。政府の発表と民間の数値がなぜこんなに開きがあるのかと疑問だったのですが、これで謎が一つ解けました。

まだ続く専門家の「?」な意見

今日は涼しかったです!

っていうのはウソで~す。
「暑い」以外の言葉をちょっと言ってみたかっただけです。すみません。

夕方4時を過ぎれば陽も傾いて、少しは熱気も冷めそうなものですが、全然そんなことありません。西日がギラギラと照りつけています。
私が子どもの頃、雷が鳴って夕立が過ぎると、急に涼しくなりました。あの頃の夏がまるでウソのようです。地球の温暖化は自然現象で避けられず、これからは熱帯地方になっていくとすれば、四季の変化を味わえたことは、地理的・時間的にも貴重な経験だったのかもしれません。

さて、こんなとき、スッキリ爽やかなニュースはないかな?と考えてみると・・・、

菅首相の「脱原発依存」は快挙でした。ただし、すぐに「個人の見解」と修正したのが残念でした。唐突に発言しては、訂正・謝罪しつつ、ジワジワ進むのが首相のやりかたなのかわかりませんが、とにかくやめる前に半歩でも前進してほしいと願っています。

首相がストレステストの指示を出した途端、経団連の米倉会長が机を叩いて激怒したといいます。ということは、菅さんは「本気で原発を止めようとしている」のではないか、と証明されたような気もします。

話は変わりますが、こんなニュースに驚きました。↓

今でも、こういう意見を堂々と述べる学者さんがいるのですね。古い記事なのかと、思わず日付を確認してしまったほどです。質問の内容も内容です。原発推進に果たすマメディアの働きも大きいことがよくわかります。
放射線、人体への影響は?杉野講師に聞く(朝日新聞群馬版(?)2011年7月14日)

少し長いですが全文引用します。

(引用ここから)-------------------

 福島第一原発の放射能漏れ事故で、直後に約200キロ離れた前橋市でも、低線量の放射線や微量の放射性物質が検出された。私たちの健康や暮らしにどんな影響があるのか。県立県民健康科学大の杉野雅人専任講師(41)=環境放射線学=に聞いた。

 ――放射能、放射線について一般の理解は。

 自然界には放射線がもともと存在する。それを知らない人が多く、低線量でも数字を見ただけで驚いてしまう。群馬のように福島第一原発から一定の距離がある地域では、そのストレスによる病気の方が怖い。

 ――人は自然界からどれぐらい放射線を受けているのですか。

 日本では1年間で約1・5ミリシーベルト(ミリは1千分の1)。土壌には地球ができたときから、ウラン系列やトリウム系列などの放射性物質がある。空気中にはラドンやトロンなどが浮遊している。

 放射性のウランやトリウムを含む花崗岩(か・こう・がん)は関西に多い。最近のビルなどは、花崗岩質岩石の御影石でできているものが多 く、庁舎のロビーの放射線量は1時間約0・1マイクロシーベルト(マイクロは100万分の1)。いま県内で測定されている小中学校などの空間放射線量の平 均値とほぼ同じだ。

――自然放射線のレベルなら無害ですか。

 放射線が細胞に当たると、細胞内のDNAの鎖を切ってしまうが、自然放射線量程度だと、切られた鎖を自動的に修復する。あるいは、がん化 する前に細胞を自滅させる。こうした能力を人体はもっている。しかし大量の放射線を浴びたり、体の免疫力が弱っていたりすると、修復できず発がんする。

 ――どれぐらいの放射線量が有害ですか?

 国際放射線防護委員会(ICRP)は、自然界やX線検診など医療行為で受ける放射線を除き、公衆の被曝(ひ・ばく)量の上限を年間1ミリ シーベルトと定めているが、原発事故などの緊急時は100ミリ~20ミリシーベルトが暫定的な基準になる。その間のどこにするかは政府や自治体が決める。 復旧期は20ミリ~1ミリシーベルトの間に基準を設ける。

 福島第一原発事故後、文部科学省が、福島県内の校庭の屋外活動で受ける子どもの放射線量の基準値を年間20ミリシーベルトとした。大人の 放射線業務従事者でさえ、線量限度は年間50ミリシーベルトであり、5年ごとの年平均は20ミリシーベルトを超えてはならない。この基準値に抗議し内閣官 房参与(東大大学院教授)が「乳児、幼児、小学生には受け入れがたい」として辞任した。20ミリ~1ミリシーベルトのどの値を妥当とするかは、非常に難し い問題だが、受け入れがたいと考えるのは同感だ。

 ――100ミリシーベルトの被曝で人体にどんな影響が出るのですか。

 年間、あるいは短期間に100ミリシーベルトを浴びると、発がんのリスクが0・5%程度上がると言われる。広島、長崎の被爆者やチェルノ ブイリ原発事故の被災者らの疫学的調査データから得られた。国立がん研究センターは、そのリスクは、受動喫煙や野菜不足と同じぐらいで、やせすぎ、肥満、 運動不足より低いと報告している。

 ――さらに低い放射線量の人体への影響が議論になっています。

 100ミリシーベルトより低線量の影響はグレーゾーンで、健康への影響を立証した報告はない。放射線防護の立場からは、受ける放射線量は ゼロに近い方がいいという考え方だ。一方、少ない放射線量はかえって体の免疫力や抵抗力を高めるという考え方がある。ラドン(ラジウム)温泉は体にいいと いう立場だ。30年以上も研究や調査がされているが決着していない。

 ――放射性物質は原子力発電所からどのように拡散するのですか。

 今回のような原発事故の場合、ウラン235の核分裂でできるヨウ素131やセシウム137などの放射性物質は空中に舞い、風に乗って移動し、木の葉や樹皮に付着したり、土壌に落ちたりする。その場にとどまるものも多いが、拡散するなかで、原子核が壊れ、放射線を出す。

 セシウム137が壊れ、放射線を出し、全体の量が半分になるのが平均30年。これが半減期だ。100個のセシウムの原子が30年たつと 50個。その後、30年たつと25個、さらに30年たつと12・5個になる計算だ。ところが、25年前のチェルノブイリ原発事故後の調査でセシウムが想定 のように減っていないとの報告もある。今後も調査研究が必要だ。

 ――群馬での飛散状況は。

 3月15日の爆発以降、同月20日ごろまでは風の強さや向きで放射線量が目に見えて上がったことはある。県のホームページによると、5月 7日までは時折、放射性降下物が検出されたようだが、それ以降は確認されていない。また、雨が降ると放射性物質が地上に降ってくるといわれるが、私の大学 のグラウンドでは3月22日を最後に、0・1マイクロシーベルト以上の変動はみられていない。暫定基準値を超える野菜が出たが、基準値は1年間毎日食べ続 けても安全な量に設定してある。

 ――行政機関は放射線量の調査をいつまで続けるのでしょう。

 福島第一原発事故が完全に収束し廃炉となるまでが望ましいが、限られた人員と資材の中で、現在のようなきめ細かな測定や評価を続けるのは 困難だろう。原発の収束状況に合わせ、測定ポイントや測定回数を減らしながら緊急時には即応できるような態勢をつくっておかなければならない。(聞き手・ 石渡伸治)

(引用ここまで)-------------------

自然放射線と内部被曝を混同させるような表現といい、喫煙や野菜不足と放射能を同列に論じるなど・・・、突っ込みどころ満載です。メディアにはまず、正しい情報をと言いたいです。

以下、記事とは別件で、思いつくまま・・・。

・高校野球が心配です。放射線量を計りながらの試合は本当にやっていいのでしょうか?開会式も、恒例のグラウンド一巡の行進をやめて、できるだけグラウンドにいる時間を短くしたということです。ということは、安全ではないということなのですから。

・避難区域のペットはすべて捕獲して、飼い主または新たな引き取り手を捜すことになったそうですね。これはおめでたいニュース。まずは、よかった、よかった!

菅首相にメールを、Faxを!

こちら埼玉は、昨日、梅雨が明けました。やっぱりね、というくらい昼間の暑さはまさに「真夏」でした。このあたりも35度はあったと思われますが、最近は「35度」が可愛く思えます。38とか39度を体験しちゃいましたのでね。

気温も気になりますが、それ以上に気がかりなのがこちら↓

玄海原発の住民説明会で九州電力が「やらせメール」を送っていたことが問題になっていますが、この種の事は電力業界では当たり前のことで、私が思うには、電力会社はいつも通りのやり方をしただけ。それが今回は、たまたま問題として発覚してしまったということなのだと思います。この種の事は日常茶飯事なのです。

さまざまな方法で反対意見を封じ、力をそぐようにと、対策をとってきたのです。

たとえば、ヒアリング、説明会、パブリックコメントの募集といった機会に、企業に呼びかけて大量に動員し、企業に都合の良い意見を言わせたり、メールを送らせたり、ということを繰り返してきました。お金も時間もある企業に比べ、資金も時間もない一般市民には勝ち目がありません。その結果、企業や国の都合の良い情報や論理だけが一方的に流されて、今日のようにゆがんだ原子力推進・依存体質を生んでしまったと言えます。

たとえば、原発関連の裁判の傍聴に一般の人が参加したくても、動員を掛けられた原発企業の社員が大勢傍聴券を求めて並び、本来の傍聴したい人達が傍聴券を手にすることができないという事態も起こりました。動員された人たちは会社の指示ですから、時間もお金も保障されますが、一般人は仕事や家事をやりくりして出てくるので、時間も資金も限られます。しかも、そうして手にした貴重な傍聴券も、結局はムダになってしまうのです。

なぜなら、動員された社員達は裁判が始まって程なくするとゴソッと退席してしまい、その後、空いた席に傍聴したい人が案内されることもないそうです。

こうしたことが当たり前のように行われていたので、九州電力の「やらせメール」も当事者達は違和感なく行っていたのでしょう。このゆがんだ考えが当たり前になっていることからも原子力業界の「常識」の非常識さが浮かび上がってきます。

これに関連して、先程転送されてきたメールをこちらに貼り付けさせていただきます。今日明日という直前ですが、ご対応いただければ、大変嬉しく思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

○○です。以下の情報、7月9日付読売が1面で報じたものです。

原発安全基準、玄海を簡易テストで…3閣僚合意
(7月9日、読売)

本紙記事はウェブ版よりも詳しく、「玄海原発に本格的なテストを適用すれば、再稼働までに時間がかかり、『安全宣言』をした海江田氏らの説明を否定することになりかねない」「政府内では『この案で首相が納得するかどうかが焦点だ』との見方も出ている」などとも書かれています。菅 首相がこの案を容認すれば、週明け11日にもこのデタラメな方針が「政府統一見解」として発表されてしまう可能性があります。

【本日10日(日)中に(!)】菅首相に「簡易テストを容認するな!」の声を集中することが必要ではないでしょうか。改めて、可能な方法で声を届けるよう呼びかけます。
[転送・転載歓迎/重複失礼

◆菅直人首相
[国会事務所](FAX)03-3595-0090
   (TEL)03-3508-7323[月曜朝に]
[ご意見募集]
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
[官邸災害ツイッター] @Kantei_Saigai

<こちらは11日(月)朝に!>
[首相官邸]   (TEL)03-3581-0101
(意見を伝えることができます)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~から~~~まで転送可。~~~

温暖化は1800年代から

暑いですね。
まだ、関東は梅雨開けしていないのに、この暑さ。
去年、引っ越しの際、できるだけ物を減らそうとして、押し入れに眠っていたある物を思い切って捨てました。まだ十分使えたのに・・・。

普段、物持ちの良い私が、よりによって・・・。

扇風機、今年だったら出番があったのに~。

。。。。。。

ところで、CO2が地球の温暖化の原因だと盛んに言われていますね。でも、あれ、やっぱり口実だったのですね。原発推進の方便として使われたようです。

なぜなら、地球の温暖化は、すでに1800年代から始まっていたのだそうです。地球は過去何億年も寒冷化と温暖化を繰り返して今日に至っています。恐竜が絶滅したのも寒くなったためです。1800年代から温暖化の時期に入っているとすれば、なぜ最近になって温暖化が問題視され始めたかということです。

また、CO2が増えだしたのも、戦後の復興期1946年には、すでに増え始めているそうです。にもかかわらず、なぜ最近になって「CO2,CO2」と悪者扱いされるようになったのか?

もともとCO2は植物の光合成に欠かせないもので、本来地球に有用な物質です。それがなぜ急に悪者にされたのか?

全部、原発推進のために世界規模で仕組まれたことだった。

。。。。。。

以上は、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが、講演会終了後の質問に答えて語っていることです。温暖化は1800年代から、CO2は戦後すぐからだったとは!私も、推進派にすっかり乗せられていたと思うと、悔しい~。

「CO2の削減には原発推進しかない」という論理にはもともと説得力が希薄と思っていたので、その部分で乗せられはしなかったけれど、温暖化とCO2についての事実を誤って思いこまされていたと思うと悔しいのです。

地球温暖化防止のためにCO2を減らす=そのためには原子力の推進しかない、
・・・そんな刷り込みから早く抜け出して、なんでもいいから早く原発を止めなくては。原発必要論に一万歩譲っても、少なくとも地震国日本に原発はいりません。

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